スイス中銀の決断 から4日が過ぎた本日、いろいろな話しが耳に入ってきています。
FX業者さんの顧客ポジションの仕切り直しですが、金曜日にもう一度仕切り直しをしなかったところもあれば、あらためて仕切り直したところもあるようです。
私は日本に帰るたびに、個人投資家さん達とお話しをしますが、そこでいつも 「マジ?」 と驚いていた



ことのひとつに、
日本のFX業者さんでは、ユーロ/スイスに対するマージンと、他の通貨ペアのマージンが同じだった ことでした。
私が使っているロンドンの業者さんでは、2011年のSNBの決定以降、ユーロ/スイスのマージンは、普通の通貨ペアの25~30倍くらいに一気に引き上げました。最初、それを知らなかった私は、安易な気持ちで、ユーロ/スイスを買って外出。帰宅後、口座バランスを見たら、思いっきり減っているので、 「また、絶対につかないと気を許して置きっぱなしにしていたオーダーが、 ま さ か の Done?」 と恐々調べてみると、全く新しいポジションは見当たりません。

「なんだ、これ?」と文句を言うためにブローカーさんに電話しようとして、もう一度念のために調べたら、マージンがメッチャ高いことに気が付きました。慌てて、電話してきくと、「既にメールでお伝えしてますが…」 という冷たい声…
すみません、そのメール、読んでないか、間違えて削除してました… というお粗末な私でした。
当然と言えば当然ですが、これだけマージンがバカ高いと、お気軽ポジションが取れなくなるんです。だって、ユーロ/スイスのポジションを持つよりも、それ以外の通貨を選べば、25倍くらい取引できるんですから。
SNBの発表から週末をはさんだ今週、いくつかの業者さんやヘッジファンドなどの損失額の発表がありました。ただ、私はまだこれからも、出てくると思っています。FX業者さんにしてみれば、顧客全員の残高を調べ、追証を出したお客様が、それを払えるのかどうか、逆に業者さんに対して裁判を仕掛けてくるのかどうか… など、数字が固まらないところもあるでしょう。
ロンドンやヨーロッパでは、スイス通貨はよく取引されますので、もっと破綻する業者さんが出てくるのかもしれません。
こういう時には、やはりユーロ/スイスだけマージンを上げていた業者さんは強いですね。
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