う~ん、なんとも歯切れの悪い終わり方をしてくれましたが、ドラギさんも相当お疲れの様子でした。
しかし、全然関係ないですが、ドラギさんって67歳とかですよね?昔の60代と今の60代、全然元気さが違いますね。健康に異常に気を使う日本であれば納得しますが、西洋でもだんだんそういう傾向になってきたということは、喜ばしいことです。
ドラギさんには、随分振り回されて、何度もやられていますが

これからも健康に気をつけていただき、頑張って欲しいと思いました。
*記者会見で気づいたこと詳しい感想とか内容は、金曜日の
セントラル短資FXさんのコラム
で書きますが、ドラギさんの会見を聞きながら相場を見ていて、非常に気になったことだけ書いておきます。
私は株価指数取引もしますので、ブローカーさんの画面の半分は、主要国の株価指数とか商品の価格を表示しています。そこで目に飛び込んできたのが、イタリアとスペインの株価指数の急落

試しに両国の国債利回りを調べてみると、思ったとおり利回り急上昇 (国債価格急落) していました


(クリックすると拡大します)
しかし、私はドラギさんの発言をずっと聞いていたので、特にこの2つの国だけを限定して、攻撃するような発言はしていなかったはず…

「どうしてだろう?なんでだろう?」 とずっと考えていたのですが、ようやく謎が解けた気がしました
*ABS購入に関する格付けの部分ドラギ総裁は、ABS購入に関する格付けの部分で
「BBB-を下回る国 (現状ではギリシャとキプロス) のABS購入には、慎重になる」 と語りました。
試しにスペインとイタリア両国の格付けを調べてみると、
・S&P BBB
・フィッチ BBB+
・Moody’s Baa2
となっており、BBB-と背中合わせの危険な状態

もし今後デフレとなってしまい、ECBが国債購入も含んだ量的緩和策(QE)に踏み切った場合に、この格付け基準を使用されてしまうと、スペインやイタリア国債が除外される可能性もあるということで、一気に株価や国債価格が反応したと私は勝手に理解しました。
間違っていたら、ごめんなさい

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