きゃ~ 3時間も、インターネット接続が切れて、アタフタしてました... ルーターに問題があったようですが、ネットが繋がらないので、「明日のドラギさん、どうするの、私?」「原稿書いても送れないよ、私」「
メルマガ全然書けなくなっちゃうじゃん、私」と、次から次へと困ったことが頭に浮かんできてしまい、生きた心地がしませんでした。

さて、深呼吸して、仕事に戻りましょう。
スコットランド独立に関する質問をメールフォームを通じて頂きました。
>>>いつも大変参考にさせてもらってます。
スコットランドが独立したとき、ユーロを使うことは、ないのでしょうか?
歴史的にもポンドを使うのが妥当かもしれないですが、アイルランドはユーロを使ってますよね
それと同じことが、スコットランドでも起きないのか教えてください。<<<結論から先に申し上げますと、独立賛成派代表のサモンド自治政府首相は、独立が決定したら、ポンドを継続使用すると、宣言しています。ですので、アイルランドが英国から独立した後、ユーロを使用しているからといって、スコットランドも同じ道を歩むことは、ないでしょう

ご存知のように、英国とは、「イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランド」から構成されている立憲君主制国家であり、正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」と呼ばれます。
アイルランドが連合王国から離脱し65年経ちましたが、共和制を選んでの独立です。
サモンド自治政府首相率いるSNP党は、独立後もエリザベス女王を国王としたい意向を明確にしておりますが、独立賛成派の中には、共和制を訴えているのも事実です。しかし、万が一独立をしたとしても、大多数が共和制を望まないことは確かのようですね。
まぁ、共和制に移行したとしても、ユーロを使用する義務は全くないのですが、技術的にもたぶん無理なんじゃないかと思います。
*スコットランドのEU加盟来週金曜日に更新される
セントラル短資FXさんのコラム記事で、詳しく書くつもりですが、ユーロ使用の前提条件に≪EU加盟≫というハードルがあります。
スコットランドは自動的に欧州連合(EU)の加盟国になると、サモンド自治政府首相は主張していましたが、そうでないことがあきらかになってきました。

それに関する問題点とは、
・ 欧州連合(EU)に加盟するには、現在の加盟国全てが全会一致で合意することが条件
自国内部でも独立問題を抱えているスペインやベルギーが、独立国家:スコットランドのEU加盟に対して、拒否権

を発動する可能性が指摘されています。
・ ユーロ圏へ加盟し、ユーロという通貨を使用することは、ほぼ絶望的
サモンド自治政府首相は、ユーロを使用するという選択は、しておりません。万が一そうなった場合でも、スコットランドの公的債務残高対GDP比は、80%となっており、マーストリヒト条約で設定されている公的債務残高対GDP比 60%を越えているので無理。そして、ユーロに加盟するためには、まずスコットランド新通貨を設定

ユーロと2年以上のペッグ制を設定 という荒治療が待ち受けています。絶対にないとは思いますが、ユーロ加盟に向けて新通貨を立ち上げたとしても、独立記念日である2016年3月までにユーロ使用は間に合いません。

極端な話し、スコットランドは独立後、ジンバブエ・ドルだろうが、ロシア・ルーブルであろうが、好きな通貨を使うことが可能です。ただし、その場合、最後の貸し手となる中央銀行が不在となりますので、独立国家としての継続が難しくなることは覚悟しなければなりません。
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素朴な疑問なのですが、スコットランドは(SNP党をはじめとする独立派)はなぜ独立したいのでしょうか?不勉強なのと日本在住なのとであまりピンと来ません。
また独立派が躍進しているそうですが、実際にスコットランドが独立となった場合は素直にポンドが売られると考えていいのでしょうか?