フランスが
今年の春に続き、2度目の内閣改造 に動きました。
今朝のフランス各紙の一面は、「France in Crisis 危機に迫るフランス」

左側の写真、オランド大統領とか、くさいですね...
*モントブール経済相更迭フランスでは、経済と財務に関しては【経済・財務相】が一人で兼任するのが伝統的ですが、今年春の内閣改造後は、
2つに切り離されましたその時に経済相に就任したモントブール氏ですが、一貫して緊縮財政策に反対

の姿勢を取っていたこともあり、大統領は、緊縮財政路線の撤回を主張し続けた同氏に対し、更迭処分をかしました。
同大統領下での内閣改造は、これで2回目となりますが、1回目が実施されたのは、わずか4ヶ月前であり、大統領の指導力の低下が心配されます。
のちほどあらためて記事を書きますが、ジャクソンホールでドラギ総裁が追加緩和に前向きな発言をしたことを受け、月曜日からユーロが売られています。ただし、同総裁は、単純に「ECBはここからも更に追加緩和に向けて頑張ります!」

ということではなく、加盟国政府がより積極的に構造改革を断行することも求めています。

特に構造改革が遅れているのが、フランスとイタリア。イタリアは、大袈裟に言えば、《首相が数ヶ月ごとに代わっていた》と言っても過言ではない状況が続きましたので、構造改革を遂行する時間がありませんでした。しかし、ここにきて、レンツィ氏が首相に就任し、ひと段落...と思いきや、同首相は緊縮財政策よりも景気刺激策を好む方だとわかってきました。
フランスは大統領の指導力の低下もあり、今年既に2度目の内閣改造。一日も早く内閣が安定し、構造改革をはじめとする諸問題に真正面から取り組んで欲しいと思います。
もし この記事がお役に立ちましたら ポチッ

御願いします!
人気blogランキングへ
にほんブログ村
応援 よろしく御願いします
ウルトラFX

インターバンク直結
ポンド円の約定率
100%! 

