昨日まで知らなかったのですが

国際通貨基金(IMF)はオズボーン英財務相に、今週月曜日に書簡をしたためて、「ポンドは、5~10% Overvalue(過大評価)している」という認識を披露したそうです。
*IMFによる英国に対する見解・景気回復の足取りは非常に強いものである
・ここからの景気回復基調の継続も、しっかりしたものとなるだろう
・景気回復の初期は、個人消費が引っ張ってきた
・その後、徐々に消費者信頼感が高まってきている
・最近の景気回復は、企業投資が牽引役となっている
・ただし、生産能力の強化が、今後の景気回復の継続を左右する
・GDPは、2013年 +1.7%、2014年 +3.2% 予想
・景気回復は労働市場を強化した
・インフレ率は未だに低レベルでの推移に留まっている
・賃金上昇率も、追いついてこない
・この点から、英中銀は政策金利を低レベルに落ち着かせることが好ましい
・インフレ率の急速な高騰や、生産能力を超える価格変動が起こらない限り、金融政策は景気回復を助けることを目的とすべきだ
・上昇し続ける住宅市場は、金融市場のリスクにも成りえる
・経常赤字対GDP比は、2013年に4.5%まで拡大
・経常赤字対GDP比は、過去の平均値から計算すると、2.6%程度悪化しすぎており、ポンドは5~10%Overvalueされすぎている
・過去1年の間に、対ドルで10%程度の上昇を示した
・「競争力の欠如と、輸出相手国が限定されており分散輸出が出来ないことを考慮すると、ポンドは5~10%Overvalueされている」
*最近のポン様この2週間ほどのポンド関連の動きを見ますと、
・ポンド/ドル1.71Highから1.68Lowまで、375ポイント程度の下落

2.2%の下落
・ポンド実効レート7月中旬の高値:89.1368から昨日終値 88.5107

0.7%の下落



つまりポンド/ドルの下落は、ポンド安ではなく、ドル高でした。
(続く)
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