過去2年ほど、
西原さんのメルマガ を手伝わせていただいておりますが、その読者の方から 「ユーロ円をロングにしたら、スワップがマイナスになっていました

僕たち民間人まで、ユーロをロングにしたらスワップを支払うとは少々びっくりしてまして...」 という質問が来ました。

私も即答出来ない身

でしたので、慌てて知り合いがいるFX証拠金取引会社数社にお話しを伺ったところ、全ての会社で、ユーロ円のユーロ買い/円売りに対し、マイナススワップ(スワップの払い)を適用していることが判りました。
金利に疎い私ですが、説明を聞いたら納得です

あまり詳しく書くと、途方もなく長い記事になってしまうので、簡単に書きますと...



FXのポジションをロールオーバーする際には、翌日物のスワップポイント(Tom/Next)がベースとなります。
現在のTom/Nextのスワップポイントは -0.02/+0.02 となっており、アラウンドpar と理解してください。
そしてここから大事な部分が2点
① FX証拠金会社は、インターバンクでのTom/Nextのスワップポイントを元にして、ロールオーバー処理を行い、その後顧客向けスワップポイントを生成する。
② スワップコストについては、金利が高いからといって、必ずもらえるということにはならない。市場の規制や流動性などの影響が出てくる。



たぶんこれを読んでもまだ

の方がいらっしゃると思います。
翌日物短期金利の比較がわかりやすいかもしれませんので、そちらで説明しますね。
現在 翌日物の金利を比較しますと、
ユーロ 0.01%
円 0.0529%
こうなっていますので、金利の低いユーロを買って、金利の高い円を売るとスワップの「払い」(マイナス)となります。
最後になりますが、これはユーロ/ドルでも同じです。
FX証拠金取引会社が、欧州中銀(ECB)のマイナス金利に便乗して、顧客にマイナススワップを適用している訳ではなく、インターバンクでのユーロの金利が既にマイナスになっている/他の主要通貨よりも低くなっているため、それが我々FX参加者のポジションのロールオーバーにも反映してきている ということです。

もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ

御願いします!
人気blogランキングへ
にほんブログ村
応援 よろしく御願いします
ウルトラFX 10月7日デビュー

インターバンク直結 5万通貨から取引出来ます


