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影の金融政策理事会

ケロケロ......ワンダーフロッグワンダ
この記事を 今週月曜日 算数教室に行く前に 素早く書いたのですが PC接続が 切れたので そのまま 更新せずにおりました。今 出先からなのですが 自分のブログを調べてたら <下書き>状態のまま <公開>されていない記事を発見絵文字名を入力してください     2日前の古いものですが お許しください。

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日曜日のタイムス紙に 影の金融政策理事会の投票結果が載っていました。7対2で利下げです。内訳 →1名 1.50%下げ、4名 1.00%下げ、2名 0.50%下げ、2名 変更なし。      私は 1.00%下げを予想 (期待?)している一人です

もし 期待通り 1.00%下げが実現すると イギリスの金利は 2.00%となります。英中央銀行のホームページには 1975年以降の金利水準しか載っていませんが あれこれ調べたら 面白い事実を発見しました。

英中央銀行が設立されたのは 1694年、その時の金利水準は 6.00%、その3年後に 4.50%まで落ちて ずっとその水準を保つ。18世紀の間に金利が変更されたのは 僅か 2回!唖然1

金利水準が 2.00%まで落ちたのは 1929年大恐慌後の1930年代。その後 第二次世界大戦が始まり 終戦後 はじめて 2.50%に上がったようです。

サッチャー政権後 インフレが加速し 1973年には 金利は13%へ。そして その3年後に 15%から17%。この高金利時代は 1980年初まで続きます。その後 イギリスはリセッションになりましたが 1983年後半まで 金利水準は 10%以上だったようです

来年早々に金利が2.00%以下に利下げされた場合 1694年に英中央銀行が設立されて以来 はじめての低金利となります

ワンダーフロッグワンダ どんどん 金利が下がっていいですね。住宅ローン支払いも相当 楽になったでしょう?
絵文字名を入力してください いいえ そんな事 ないんですよ....

これが私の答えです。住宅ローン会社や銀行は 自社の提供する住宅ローンに対して 最低金利(フロアー)を設けています。だいたい 2.00%が そのレベルとなっているようですが 一部の金融機関では フロアーを3.00%に設定しているところも出てきていると聞きました。このフロアー金利 プラス 各金融機関の(住宅ローン期間により)上乗せ金利 = 住宅ローン金利。そうなると いくら 英中央銀行が金利を2.00%以下に下げても 住宅ローン金利は もう下がらないという状態になります。このフロアーのレベルを 2.00%以下に下げろ という指導を政府や財務省が出来るか否かは 私には分かりません。

企業への貸し出し金利等に関しては 私は 仕組みを知りませんので なんとも言えません。

それでは 算数教室へ行ってきます

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最後が 
[ 2008/12/03 23:17 ] 経済 | TB(0) | CM(4)
今晩は
確か大英帝国はビクトリア女王の時代にデフレが30-40年続いたと何かで読みましたが、史上最低が2.5%ですか。
英国は高金利物価高のイメージがあります。
1998年にロンドンにいったとき1ポンド=250円、高いポンドでした

住宅ローンにフロアーがあるなら、キャップもあるんですか?
どんなに金利が上がっても7%とか
[ 2008/12/04 01:50 ] [ 編集 ]
英国の金利が2%だなんて、信じられないような感じですね。それで、うまく切り抜けて景気も良くなればいいのでしょうが・・・

ところで、日本政策金融公庫では、企業の借入金利(固定)は基準利率 2.45 %のようですが、使いみちや借入期間、保証人の有無によって異なる利率が適用されるようです。
新しく起業しようとするときに、融資を受けるのに保証人をつけますと2%以下で設定できるようですね。私の感想は、意外に安くてへーそうなんだーって感じです。
http://www.k.jfc.go.jp/riritsu/index.html
[ 2008/12/04 03:07 ] [ 編集 ]
YEN蔵さん
史上最低は1929年恐慌後の30年代 2.00%です。本日の1%利下げで その史上最低レベルに並んだ事になりますね

御質問の住宅ローンのキャップですが あるにはあるのですが フロアーとは仕組みが少し違うようです。イギリスの住宅ローンの種類は 固定金利、金利連動 そして それぞれに更なる派生商品があるという感じです。

キャップに関しては ローンの種類が極端に限られており 正直 私はキャップのローンを組んでいる人 知りません。キャップは ローン期間中 最大ローン金利上限を設定、しかし ローン期間中 金利が低下しても 低下の恩恵を十分に受けられない点が特徴です。

それに反して フロアーの場合は 固定金利であれ 金利連動であれ どの種のローンに対しても 適応されています。

私も 住宅ローン持っているのですが 私の組んだローンにフロアーがあるのか ないのか まだ知りません。明日 一日 外出するのですが 朝 時間があれば 電話をして聞いてみようかな とも思っています。その銀行のホームページをちゃっと探索したのですが フロアーの明記はありません。でも ないから 私はセーフだ なんて 甘い考えは持ってませんよ(笑)
[ 2008/12/04 23:56 ] [ 編集 ]
ハニーさん
3つもコメントを頂きまして 嬉しいです。
日本のゼロに限りなく近い金利を考えると 2%台のローン金利が高く感じてしまうのは 私だけでしょうか?きっと 私だけですね(笑)

昨年のいつだったか忘れましたが 知り合いの在英25年くらいの日本人の女性が 日本へ一時帰国するのでその前に会おう と言わ逢いました。そしたら なんと 英国で借り入れるのは金利が高いので 日本へ帰った時に円で借り入れ それをポンドに換えて こちらに持ってくる予定だけど どう思う と聞いてくるのです。その時のポンド円は 確か 210~230円の間だったように記憶しています。私は 今 円をポンド転にするのは リスク高すぎるから 私だったらやらない。日英の金利差を気にするよりも 為替レートを気にしなければならないレベルに来ているのでは ないかな?と言ったのを覚えています。結局 彼女は帰国した時 円でローンを組むのをやめて 手ぶらで帰って来ました。
[ 2008/12/05 00:25 ] [ 編集 ]
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プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX (株)さんで 連載スタート
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