今週火曜日、クリミア議会で行なわれた「ウクライナからの独立」に関する採決で、100名の議員中、81人が採決に参加

78人の賛成をもって、独立を支持する結果となりました。
日曜日に予定されている国民投票ですが、議会での独立支持が取れる

独立宣言をする ということが実施条件となっていたため、これで晴れて実施が確実になったといったところでしょうか?
*国民投票の内容昨日声だけの出演をさせていただいた
ラジオ日経 の番組でも話しましたが、新聞などの報道を見る限り、国民投票での質問内容に「ウクライナに残留する」という選択肢がないとされており、質問内容は
1)クリミアが、ロシアに編入することを希望するか?
2)編入を希望するのであれば、すぐに実施するほうがよいか?それとも、一度、クリミアを独立国家とし、その後ロシアへ帰属することを選ぶか?
となっていると言われています。既に国民投票のサンプルがネットで見れますが、言葉がわからないので、なんとも言えません...


これはクリミアでの国民投票に関するポスターですが、左側の赤い部分がファシズムでしょうかね? そして右半分がロシア国旗。このポスターを見ただけで、投票の合法性が疑われます

国民投票結果で、ロシア編入となった場合、クリミアはロシア・ルーブルの使用に切り替えるようです。
*クリミアでの最近の世論調査結果・ロシアへの編入を希望するか?
77% 希望する
・セヴァストポリ住民の意見は?
85%がロシアへの編入を希望
・ウクライナに対する見方は?
97% ネガティブな見方をしている
*昨日のアメリカの動きブログでもお知らせしましたが、昨日アメリカは
戦略的石油備蓄のテスト放出を発表しました。これにより、昨日のブレント原油価格は、0.5%、アメリカWTIは 1.46%それぞれ下落。
この原油価格下落の背景には、ロシアに対する経済・財政的嫌がらせという思惑が潜んでいるんじゃないか?という意見が出てきています。
皆さんもご存知のように、ロシアはサウジアラビアに次ぐ世界で2番目に大きい原油輸出国です。原油価格が下がれば、当然原油輸出から得る収益が減り、既に痛んでいるロシア経済が更に打撃を受けることは間違いありません。

既に大手米系銀行は、今年のロシアGDP予想を年初予想の半分以下まで下方修正してきたところも出てきています。
制裁には経済的内容は含まれないということですが、SPRの放出という手を使ったアメリカ。ますますきな臭くなりそうな気がする今日この頃。
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