英国の学校は 各学期の真ん中辺の時期に ハーフターム と呼ばれる1週間休みがあります。たまたま うちの子供は私学に通っているので 政府の教育指導方針に沿わなくてもよい為か 今回は2週間休みとなりました。昨日は 一緒にショッピング

、本日は 眼鏡

とコンタクトレンズ作り、来週は 歯科定期健診 等があり そのたび 私は運転手

と料金支払い人

として こき使われています (笑)。今週は うちの子供の学校だけがお休みなので 振り回されていますが 来週は全ての学校がお休みとなる為 娘は学校の友達や 外の友達とパーティ三昧

、私の出番はなくなり Tradingに専念出来ます
昨日から あまりいいニュースありませんね
1) 中国CITICパシフィック昨日出たニュースですが 同社が通貨オプションで20億ドルの損失を出す可能性があるそうです。具体的な損失額は 同社の会計年度最終日12月31日に発表。噂では 同社の財務部長さん

が 上司に内緒で 豪ドルが対ドルで上昇するオプションを大量に保有していたのが発覚してしまった模様。これも 噂ですが ストライクは 0.8700とか言われています
2) アイスランド サムライ債利払い遅延アイスランドの大手銀行カウプシング銀行が2006年10月に発行した円建て外債(サムライ債)で、利払いが遅延していることが 昨日 明らかになりました。第1回債(償還2009年10月、発行額500億円)の利払日は 昨日20日でしたが 元利払いの事務代理人である三井住友銀行は利払いがないことを確認。私は知らなかったのですが 利払いには 猶予期間が1週間あるそうなので、27日までに利払いが実行されるか注目です。猶予期限の27日を過ぎても支払われなければ契約上の債務不履行(デフォルト)

に相当する事態が想定されます
3) アルゼンチン、民間年金基金の国有化を提案アルゼンチンのKirchner大統領は昨日 300億ドル相当の民間年金基金を国有化すると発表、現在 立法府の承認待ちの段階。同国は 牛肉、大豆、とうもろこし、小麦の世界第5位の輸出国。しかし 最近の商品価格下落により 輸出から得られる収入、商品取り扱い関連企業からの税収が 激減

するなど 財政逼迫した状態にあったようです。今回の民間年金基金国有化により その資金を債務返済のための資金確保とし、デフォルトの回避を目指す模様。
正直 このニュースを聞いた時 またか?

と思いました。たしか この国は 数年前にもデフォルトしてるんですよね。今 調べます........ 2001年でした。ウィキペディアには こう書いてあります
ブラジルのレアル切り下げで (アルゼンチン)ペソが相対的に高くなり輸出競争力を喪失、国際収支は悪化した。結果的に通貨危機 (通貨ペソの対米ドル「ペッグ制」崩壊) により完全に暗転、2001年11月14日には国債をはじめとした対外債務の返済不履行宣言(デフォールト)を発する事態に陥り、経済が破綻。アルゼンチン株式Mervalの最大投資先である年金基金が国有化されたのを受け Mervalは 昨日11%下落、本日は オープンから いきなり13%下落。今回のアルゼンチンの取った措置が 南アメリカ全土に飛び火するという連想より 南アメリカ最大の経済国ブラジルも株式指数下落。
次のデフォルトは パキスタン という噂にもなっているようです
蛇足:アルゼンチン最大の石油会社 YPFの親会社であるスペインRepsol株は 本日 このニュースを受け 15.8%下落

。
4) 英国住宅販売数激減先月 英国全土で販売された住宅数は 59,000件。これは 昨年同月の 126,000件に比べ マイナス53%、販売数ピーク時の2006年12月に記録した154,000件と比較すると マイナス62%に落ち込みました。英中銀の利下げ、
政府による不動産売買時にかかる印紙税免除額の切り上げをはじめとする住宅関連支援策等の効果が 全く出ていない状態です。
不動産売買に欠かせない住宅ローン申請承認数は 1年前に比べ マイナス70%

。今週月曜日だったと思いますが 英国住宅ローン協会だかなんだかよく知りませんが そういうところが出した数字によれば 今年の住宅ローン貸出総額は 昨年同期の37%しか ないそうなので これでは 不動産市場が盛り上がる訳ありませんよね
同協会の話しによれば 今 英国を襲っている不動産市場低迷の最大要因は 英金融機関による住宅ローンの貸し渋り、その一言だそうです。ここのブログにも 何度も書きましたが 私が英国に来た20年前くらいは 住宅ローンを組む際の最大借り入れ可能金額は 住宅価格の75%くらいでした (25%は頭金として 現金で支払う)。それが ここ数年間は 住宅価格そのもの 100%のローン、はたまた 国有化されたノーザンロックなどは 住宅価格より大きい125%などと言う馬鹿げた住宅ローンも可能でした。今回の世界的金融不安が本格化して以来 英国の住宅ローンは 頭金最低10%、普通で (昔のレベルの)25%、中には 頭金40%というものも出てきているようです。
このブログで100回以上繰り返して申し上げていますが 来年から再来年にかけて 英国は 目に見えて失業率が悪化し 景気も悪くなるだけ悪くなり 完全に腐った状態

になるのが 2010年夏以降くらいかな と思っています。それから グダグダした時期を過ごし 2012年辺りから 徐々に不動産市場も上昇傾向に乗りつつあるのかな って 勝手に思っています。どの新聞の誰の記事だか忘れましたが その人は 英国不動産ピーク時(2006年末~2007年初にかけた時期)の住宅価格に戻るのは 早くて 2019年であろう と言ってました。どうして 2019年なのか説明はありませんでしたが それまでに戻ってくれていれば 嬉しいです
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イギリス・・・まじですか、そこまで住宅
売れていないのですね。
おそろしや・・・
それにしても、どこまで行くのでしょう・・・。