久しぶりに、記者会見を最初から最後まで全部みました。ただし、内容の全部が自分の中で整合性を持って理解されていないので、あくまでも’最初の印象’を書きたいと思います。
*Twitterからのつぶやきまとめ編会見中、ずっとTwitterでつぶやいていたので、そのうち重要なものだけをコピペします。
・FLS(住宅購入支援策)内容を来年1月から変更し、個人向け住宅ローン貸し出しや融資を目的とした部分を停止する
・住宅市場が不安定になれば、当然、金融市場にも悪影響を及ぼす
・金利急騰も、金融市場を不安定にする
・FLSの変更は、BOEの金融政策に対し、何の変化ももたらせない
・英中銀は金融市場を不安定にするリスクを除外する最大の努力をしている最中だ
・FLSの新規住宅ローン補助を来年1月から中止することにより、将来、さらに深刻な問題が発生するリスクを最小限におさえられる
・英住宅市場の価格インフレが金融安定を脅かしているという証拠は今のところあまりない。ただし、このまま放置すると、リスクになる可能性が出てくる
・住宅価格が上昇するのは、ファンダメンタルズに沿った動きとも言える
・住宅ローン承認件数は、ピーク時と比較した場合、75%程度のレベルでしかない。その点からいえば、まだまだ「住宅ブーム全盛」とはいえない
・英中銀が金融安定を徹底すれば、MPCが長期に渡る緩和政策を継続でき、それが英景気回復を支援することになる
・(住宅ローン貸付については)ここからアクセルをさらに踏んで加速するよりも、ギアをニュートラルに戻すことが妥当
・FLSから住宅ローン貸付を除外するという決定は、オズボーン財務相も理解している
*プロ/コンに関する第一印象良いと思われる点・個人が安易に借り入れに頼る消費を繰り返すという悪い習性が改善される
・住宅バブルにより不動産市場が傷つくのを事前に防ぐ効果がある
・金融市場の安定は、MPCが超低金利政策を継続する上で必要不可欠
心配な点・住宅ローンの絶対数が減少すると思われる
・住宅ローンの金利が上昇すると思われる
・個人消費の落ち込みが心配される
・最近改善してきた貯蓄率があらたに減少するかもしれない
・英国の景気改善スピードの鈍化?


これは2週間前に、OECDが発表した主要国のQ3GDP (前期比) をまとめた報告書からパクったグラフです。
驚いたことに

、英国が一番やん!

今回の発表を受け、わずか30分の間に、建設会社大手2社の株価が7%の下落、もう一社も6%の下落を記録しています。私も短期でポンド売っていますが、月末要因に助けられているだけかもしれません...
ま~、今回の発表を聞く限り、政府も中銀も、不動産価格の上昇スピードに対して警戒心

を持ち始めたことは間違いありません。さすがに「価格上昇率に上限をつける」ことは無理でしょうが、英経済のアキレス腱である不動産市場が来年どのようは動きをみせるのか?これはポンド動向にもつながるので、じっくり考えてみようと思います。
あ、そうだ!明日の
セントラル短資FXさんのコラム でも、久しぶりにポンドを取り上げますので、楽しみにしていてくださいね~

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