予想通り、英中銀が新しく導入したフォワードガイダンスについて意見が分かれたことを受けて、ポンドが動いています。
*カーニー総裁発言フォワードガイダンスに関する質問とカーニー総裁の答えですが、
質問:「Does the recent fall in the unemployment rate to 7.6% in the third quarter of 2013, faster than the Bank’s earlier forecasts, means an interest rate rise is more imminent than we though?
今年第3四半期に、失業率が7.6%まで下がったが、この下落速度は英中銀が以前に予想したものより、速いものであると認識されている。つまり、その結果として、政策金利を上げる時期は、我々が予想していたものよりも早まるということなのか?」
カーニーさんの答え:「We welcome the fall in joblessness, towards the 7% target set by forward guidance. But no, it does not change the guidance
最近の失業率の低下は歓迎すべきことであり、フォワードガイダンスで設定した7%目標に近づいた方向へ動いている。
ただし、ガイダンス内容を変更することは、ない」

この否定により、ポンドは最初上昇していました。



理由ですが、もしターゲットを6%とかに下げた場合、歴史的緩和状態が更に長期化するため、ポンド売りになります。それを否定したということで、ポンド上昇。
*ビーン副総裁発言公聴会の最後のほうですが、失業率ターゲットに関するビーン副総裁の発言が出て、ポンドが下落しています。
「Perfectly possible that when unemployment hits 7%, MPC may set a new target of 6.5%
失業率が7%のターゲットに達した時点で、MPCが (フォワードガイダンスの失業率目標を) 6.5%という新しいターゲットに変更することは、全く問題ない。」

これでポンドが売られてます。
ビーン副総裁はハト派です。本来であれば、今年の春に退任される予定でしたが、カーニー新総裁がMPCに慣れるまでBOEを安定したものとするため、特別に1年間の延長が認められました。ですので、同副総裁は2014年6月30日までの任期となっております。
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