昨日より、メルケル首相率いるCDU/CSUと、最大野党:SPD党との大連立協議があらためて再開されています。
既に2度の正式協議を経て、未だに’’最終合意’’がなされていないという、じれったい情況です。
どうしてここまで合意が遅れているのかですが、未だに合意がすすんでいない案件は、ほとんどが、財政出動が必要とされている内容

となっているようで、CDU党は「その時の財政事情が許せば...」

という条件付でしかSPD党とは合意に辿り着けないという態度を崩さないようです。

とうとう今回の協議再開に先駆け、CDU党の姉妹党であるCSU党首は「最悪の場合は、新たな総選挙実施になっても不思議ではない」

と語り、なかなか際どいところまで来てるの?と思わせる関係のようです。
*大連立協議が合意しなかった場合のシナリオ独シュピーゲル誌は、大連立協議の合意がなされなかった場合のシナリオとして
1)CDU/CSUと緑の党の連立総選挙後、正式に連立協議が行われ、合意に至らなかった経緯があります。SPDとの大連立がポシャれば、この案が再浮上することは必須。
2)SPD/緑の党/左翼党の連立3党合計で過半数以上の議席確保となるため、この可能性は残ります。
3)CDU/CSUによる過半数に達していない単独少数派内閣メルケル首相は、たぶんこの選択はしないと考えられます。
4)2度目の総選挙ないでしょうね...でも、【絶対にない!】といえないところが厳しいです。

最後になりますが、メルケル首相は、SPD党との大連立政権の最終合意を11月27日までに終らせたい意向を示しているようですが、財政出動の部分では折れない模様。
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