本日発表されるFOMC議事録について、各行の予想です。私は外に出て見れませんが、帰宅したら、自分なりに分析しようと思っています。
*ゴールドマンサックス本日の議事録では、Tapering(QE3規模縮小)を開始するきっかけとなる条件について、どんなことを話し合っているのか?に注意すべきだ。特に当行が注目しているのは、労働市場関連指標について、どのような見解を示すのか?である。一番最近発表された10月のNFPの数字があれだけ強かったことだけでなく、過去の数字もいい方向に改善されていることを、どのように解釈しているのかである。
それに加えて、フォワードガイダンスの強化にも注意したい。9月のFOMCの議事録で、理事達は「インフレ率の下限設定」の可能性についても協議していた。
現在、マーケットでは、失業率ターゲット:6.5%の変更という見方がコンセンサスになりかかっているので、その点も注意したい。
*シティーバンク本日公開される議事録で、Taperingが開始されるのが、12月なのか?1月なのか?ある程度、はっきりしてくると当行は予想している。
議事録公開に伴うリスクは、ドルにポジティブとなろう。Tapering開始が、2014年3月より早まるというヒントが議事録から読み取れれば、それはポジティブであると理解している。
*バークレイズ銀行当行が一番注意している点は、失業率ターゲットの変更について、協議していたのか?何かしらの「変更合意ターゲット」というものがあるのか?ということである。当行のアメリカ担当エコノミストの予想では、ターゲット変更は早急に行われるとは考えていないようだ。もし、(ターゲット変更について、何も協議されていなければ)ドル買いに直結するであろう。
*BOAメリル本日公開される議事録には、当行は特に注目しておらず、ノンイベントとなると予想している。
*クレディアグリコレ銀行議事録では、1)Taperingの時期 2)フォワードガイダンスの条件 この2点に注目している。10月のFOMCでは、特になにも変更なしという結果であったが、議事録では10月の政府閉鎖に伴い経済指標への影響についての言及もあるだろう。
追加の注目点としては、1)最近の住宅ローン金利上昇を受けて、ここからの不動産市場動向予想 2)FEDのインフレ・ターゲット:2%を下回る最近のインフレ率について などが挙げられよう。
マーケット参加者は、Tapering開始時期について理事達がどのような言葉を使って、それを伝えてくるのか?注意深く見ると思う。特にフォワードガイダンスの条件ターゲット変更の可能性からは目が離せない。
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