本日のECB金融政策会合結果に関するコンセンサス

『主要政策金利 レフィ金利を据え置き』予想となっているようです。
*ECBが取り得る手段この記事からの抜粋で恐縮ですが
1)利下げに動く2)長期資金供給オペ(LTRO)の再導入2011年~12年にかけて、2度に渡る3年物LTROを通じて、合計1兆ユーロの資金を追加したECB。今回は、そのLTROの再導入し、追加緩和をする。期間については、3年より短い2年となるかもしれない。
3)フォワードガイダンスの強化具体的な内容はわからないが、CPI上昇にリンクさせるガイダンス内容に強化する。
4)利下げについて協議するが、最終的には何もやらない 12月のECB理事会では、3ヶ月に一度の【スタッフ予想】が発表され、インフレ率をはじめとするマクロ経済予想が発表される。11月の理事会では、デフレ懸念を払拭するために、口先介入でユーロを押し下げる努力をしておき、実際の利下げは12月の内容を確認してから実施に動く。

もし4)が選択されれば、新たな『ドラギ・マジック』

が披露されるかもしれません。
*ディスインフレに関する10月理事会でのドラギ総裁発言今回、利下げ論が急激に台頭した理由は、先週発表されたユーロ圏CPIが予想よりぐっと低く+0.7%になったから

先月の理事会時点でのCPIは+1.1%

しかし、その前からもずっと、CPIは1.1~1.3%あたりをウロウロしており、決してこの2ヶ月でCPIが急落した訳では、ありません。
先月の記者会見で、記者がディスインフレについてドラギさんに質問した時の答えですが、
1) the present inflation rates are not unexpected
最近のインフレ率の低さは、予想外の出来事では、ない。
2) the real incomes have benefited recently from generally low inflation.
(低インフレは、悪い側面ばかりでは、ない) 実質賃金は、インフレ率の低下の恩恵を受けた。
3) We have to look at the medium-term assessment of inflation
我々は、(単月ごとのインフレ率に一喜一憂せず) 中期的視点に立って分析している。ドラギさんはこう答えており、決して【低インフレ=悪いと決め付けてかかっている訳でもない】ことが、わかりました。
今月の理事会では、果たしてECB理事達にとって、
+1.1%なら低インフレの良い部分を見る余裕があるが、+0.7%となってしまうと、かなり様子が変わってくるのか?に注目したい 
と思っています。
次は私自身の予想を書いてみたいと思います。少し待ってくださいね~

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