いやぁ~ 連日 驚いたり

怒ったり

と忙しい毎日を過ごしているN20です。
昨日から 英国 と アイスランド、喧嘩状態なんですね......ブラウン首相は アイスランド政府に対し 訴訟を起こすと 息巻いてます。
アイスランドが<高金利>で魅力的な市場と持て囃されていた頃 ロンドンに支店を持つアイスランド大手行ランズバンキが 英国向けネット銀行 Icesaveと言うインターネット・バンキングのサービスをはじめました。英市中銀行と比べ どのくらい 金利が良かったのか 知りませんが イギリス人約30万人が Icesaveのサービスを利用しており (30万人の)総預金残高は 約40億ポンドにのぼると言われています。今週に入り Icesaveのサイトが支払い不能となり その知らせを受けた英財務省とFSA(英金融監督庁)が アイスランド政府とアイスランド金融監督庁へ 英預金者保護を申し出たところ あっさりと NO!と言われてしまったそうです

。Icesave預金者達がパニックに陥るのを恐れ ダーリング財務相は 特別措置として Icesave預金者の保護を発表。30万人の預金者のうちの5%(15,000人)は 預金残高が 5万ポンド以上ありますが これも全額保証のようです。(英国内は 預金保護額は 5万ポンドまで)
ところが この話しには まだ 続きがあるのです。本日 英国内の20以上の地方自治体も このIcesaveに 自治体の資金を預け入れていた事が判明。総額で 4億ポンド程度だそうです。政府が Icesaveの個人預金者を保護するのなら 自分達の資金も保護してくれ と政府に頼んだようですが 中央政府は まだ 回答をしておりません。これらの自治体のうち 特に ロンドン内の自治体は 2012年ロンドン・オリンピックに向け 地方自治体税を上げたばかり (上がりました、私のとこも)。今回 政府が保証してくれなかったら 再度 自治体税を上げざるを得ないところが 出てきそうです。私が住んでいる自治体が Icesaveに預金してたら 殺すぜ!

話しは アイスランドに戻りますが 御存知の方も多いでしょうが 一昨日 対ユーロ 131にペグしたISK、昨日 350まで ISKが売られ 事実上 ペグ制は 一日を持って 終了。アイスランド中央銀行の外貨準備残高は 20億ユーロしかないのを知ったうえで ペグ制にしたオバカさん。彼らとしては 金融危機への対応策としてロシアから40億ユーロ借りて それをペグ維持用の外国準備金に積み増す予定だったようですが ロシアが まだ 首を縦に振らないので 時間切れ

笑っちゃうのが ペグ制を発表した日に アイスランド中銀は ペグ維持の為 マーケットで介入したそうなのですが その介入金額は 僅か 6百万ユーロという噂になっています。証拠金取引600倍のレバレッジと同額?信じられないというか 呆れました

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