英中央銀行 四半期インフレーション レポート
2008 / 08 / 13 ( Wed ) 21:31:11
ポンド下落が止まりません

今から 30分前に 四半期インフレーション レポートが出たのですが 大雑把に言って インフレより成長率重視というトーンでした。これを受けて 年内利下げの可能性織り込み度が 昨日の10%から 一気に 60%まで上がり 利下げ=ポンド売り という形になっています

まだ レポートの全内容を読んだわけでは ないので 詳しく書けませんが、ざっと見て おやっと思った点
*インフレ率(CPI)は 年末までに 4.8%くらいまで 上昇し、その後 下落。2年後には ターゲットレート (2%) を下廻る1.9%、その後 更に下落し 1.6%程度を想定している 
*成長率は 来年初 ゼロ%辺りまで下がる

この2点を見る限り マーケットが年内利下げという発想を持つのは不思議では ありませんが 個人的には インフレ抑制が使命の英中央銀行が どの時点で利下げに動くのかは 正直 よく分かりません。スタグフレーションという具体的な言葉は まだ 見つかりませんが、かなり 成長率の下落を予期した内容となっており 来年は <辛抱の1年>となりそうです

現在 一旦 天井を打って下落している商品市場ですが、今後 また 反転上昇した場合 英中銀が どのような言葉で 次回のインフレーションレポート(11月)を書くのか 楽しみです。もし インフレ懸念が 依然として高いのに 利下げを示唆するような内容になった場合は 独立した中央銀行なのに 水面下での政府からのプレッシャーに負けた と見られ 信用性(クレジビリティー)を失う危険性があり 更にポンド/英株式指数の下落を生む危険性も 重ねて覚えておきたいと思います

ps 追加です
HSBC と JPMが 英利下げ時期を 来年2月から 今年11月に早めました。たぶん 他の銀行も追随するでしょう (もう 皆さん 御存知かと思いますが BoE四半期インフレーションレポートは 2.5.8.11月に発表されます。ですので 各金融機関の英政策金利変更予想は どうしても この2・5・8・11月を変更月に選ぶ傾向があります)

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