5月中旬、WSJ紙のFEDウォッチャーで有名なJon Hilsenrath氏は「FEDは出口戦略について方針を模索中」というタイトルの記事を載せました。どれどれ...と読んでみると、’’雇用創出が起動に乗っている限り、QE3の規模縮小は時間の問題であり、出口戦略を練る時期に来た’’という内容となっていました

これを受け、ドルは一段の上昇

そして先週末、WSJテレビに出演した同氏は更に一歩踏み込み、
・FEDはQE3の額を減らすタイミングをはかっている
・出口戦略の方法については、既にプランが作成済みとなっている
などと発言し、ますますドルが上昇しました。

そして昨日、バーナンキ議長の証言がありましたが、議長が質疑応答が終るか終らないかの素早いタイミングで、このFEDウォッチャー君は出口戦略について、WSJ紙に短い記事を載せたのです。
そこでは、過去2週間の同氏の予想とは打って変わり、
・出口戦略のプランは、はっきりしていない
・出口戦略について予想はつかない
・今後、FEDの理事達からも、出口戦略に関する発言が減るかもしれない
という内容になっています。

このJon Hilsenrath氏は、『FRBの広告塔』と呼ばれるほど内部事情に精通しているだけに、FED内部で意見が相当分かれているのか

それとも、過去2週間立て続けにだした「出口戦略近し」という記事は、単なる同記者の思い込みだったのか

判断に悩むところです


単なる思い込みだったら、怒るで~

明日金曜日は、この出口戦略のゴタゴタをまとめて、
セントラル短資FXさん
のコラムで書かせていただこうと思っています

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