先週の週中盤の時点で、ざら場の高値が2012年の高値を抜けたドル・インデックス。
なので、先週金曜日のドル・インデックスの終値に注目

していました。

結果は、金曜日終値: 84.35

ざら場の高値は84.51

2012年高値である84.10を上抜けて終っているため、ドルの上昇余地が期待されます。
しかし問題はIMMでの各通貨のポジションの偏りです。特にドルのネット・ロングは、昨年6月以来の高さ。なので、ここから一直線の上昇には、あまり期待していません。調整後にロングかな?と思っています。
*ドル・インデックスとの相関性ドル・インデックス(チャート上の黒いライン)と相関性100%なのが、ドル/スイス(チャート上の赤いライン)。

(クリックすると拡大します)
チャート上に緑の矢印を入れましたが、それが
昨年6月中旬、IMMでのネットのドル・ロングのポジションが積みあがった時です。さすがに、その時はドル・インデックスもドル/スイスもガス抜きが必要だったようで、一旦調整の下げが確認出来ます。その後ドルは再び上昇し、9月くらいから急落を迎えます。

歴史は繰り返すのか?は誰にも判りませんが、今年は昨年と状況が違い、
QE3の規模縮小や出口戦略の具体化が夏以降本格化することも考えられるだけに、ドルスイスが一旦調整で落ちたところは確実に拾っていきたいと思っています。
*ドル円は?
(クリックすると拡大します)
ドル・インデックスとドル円を重ねてみたところ、ドルスイスほどの相関性はありません。
ただし、やはりドル・インデックスが上昇する時には、ドル円も上がっているのが判ります。
今までのドル円は、アベノミクスと異次元緩和の『円売り』が原動力でしたが、ここからはドル高がアクセルを踏むかどうかに、かかっているのかもしれません。
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