G7会合での黒田日銀総裁発言が次々と流れてきています。
*黒田総裁 
The Bank of Japan isn't targeting currency rates, which are determined by the markets.
日銀は通貨を特定のターゲットに誘導している訳ではない。通貨のレベルは市場が決定するものだ。
*ルー米財務長官 
同じく本日のG7に出席しているルー米財務長官は、昨日CNBCテレビのインタビューに答え、100円台に乗ったドル円に対し
「日本は長い間成長面の問題があり、我々も日本に対処するように働きかけてきた。それゆえ、日本が国際合意の範囲内にとどまるのであれば成長は大事な優先課題だと私は考える」
と述べており、とりあえず米国が日本を為替操作国に認定するような動きは考えられません。

ただし、同長官はこの発言を補佐する形で、
「景気を刺激する方策は為替の国際合意の範囲内という基本原則にとどまる必要があり、それについては我々は注視していることを明らかにしている」と指摘してもいます。
*IMF 
ドル円3桁乗せ後、IMFは
We are keeping a tight eye on the effects of ’the wall of money’ unleashed by the BoJ, since such massive flows of cash could lead to asset bubbles or overheating in some emerging markets. New cash supply from monetary easing in the US and Europe could also contribute.
日銀の異次元緩和による大規模な流動性供給は、結果として新興国などで資産バブルを誘発する可能性があるため、特に注視している。
これは(日本だけでなく)米国や欧州の中央銀行による緩和策導入による流動性供給もその引き金となりうる。」
と発言しています。
もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ

御願いします!
人気blogランキングへ
にほんブログ村
応援 よろしく御願いします