自分の記録用のために、上下院議席配分を残しておきます。
この記事では配分予想を書きましたが、微妙に変ってきています。
*イタリア下院 630議席
中道左派:ベルサニ連合 340議席
中道右派:ベルルスコーニ連合 124議席
5つ星運動:グリッロ氏 108議席
モンティ連合 45議席
*イタリア上院 315議席
中道左派:ベルサニ連合 113議席
中道右派:ベルルスコーニ連合 116議席
5つ星運動:グリッロ氏 54議席
モンティ連合 18議席
注

: これらの議席配分は最終結果ではありません。海外投票などの開票結果を未だに待っている状態です。
いろいろな報道を読んでみたのですが、組閣に関する協議が開始されるのは3月15日以降となるようです。現在のところ、いずれの党・連合も再選挙を希望していないため、ナポリターノ大統領が新政権樹立に向け努力していくことになると思います。
とりあえず本日ロンドン時間16時(日本時間水曜日零時)に行われるであろう中道左派・ベルサニ氏の記者会見を聞いてみることにしますか…
*マーケットのリアクション最近ユーロ圏債務危機が小康状態を保っている理由のひとつとして、
この記事(注目は国債市場)でも指摘しましたが、欧州中銀の国債買取プログラム(OMT)の存在をあったと確信しています。

OMTを要請しECBがヘルプしてくれる条件として、構造改革の遂行を要求されますが、今回のイタリアの選挙結果は、構造改革路線を推奨したモンティ連合の脱落

であり、反緊縮・反構造改革派の勝利

となりました。

この結果を見る限り、イタリアは現在のままではOMT要請の条件を満たしていないと判断され、その動きが既に先取りされた形で伊国債利回りは上昇し、ユーロの頭が押さえられていると私は理解しています。

つまりECBからのヘルプが得られない

国債利回り上昇

ユーロ売り という悪循環ですね。
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