おはようございます

本日ロンドン時間午後2時過ぎ (日本時間23時過ぎ) に
イタリア総選挙 の出口調査が出ます。こんな大事な時なのに、私は算数教室のお手伝いでず~~~~~~~~~~っと外に出ている予定。運が悪い
*ある銀行の予想イタリア総選挙の結果が、ハングパーラメントとなった場合を想定しての話しです。
ハングパーラメントが誕生するということは、どの党・連合も横並びの得票率しか得られなかったということになりますが、横並びと言いながらもベルルスコーニ連合かグリッロ連合の得票率が(他の連合と比較して)やや多かった場合、以下の2つのシナリオが考えられるとしています。
(注:これが意味することは、ベルサニ連合とモンティ連合の2つを合計しても、上院の過半数議席獲得に失敗した

ということ)
シナリオ1:挙国一致内閣イタリア国内での政治的不安定要素

が増し、国際社会や金融市場からの圧力に押される形で、イタリアのナポリターノ大統領は各党・連合に対し挙国一致内閣を組閣するよう要請

その場合、内閣が進む方向や新選挙法の設立などに代表される政策決定内容を事前に決定する必要がある。

この挙国一致内閣が誕生した場合、モンティ氏が引き続き首相となるでしょうが、安定した内閣となる保証は全くなく、1~2年とうい短期間しか持たないかもしれないとしています


この案が実現した場合、挙国一致内閣が進むべき道がはっきり示されるまで、金融市場は神経質な動きに終始するであろう。当然、マーケットのボラティリティーは高まり、国債スプレッドは拡大すると予想。
この神経質な期間が終わり、目標がはっきりした新内閣が動き出した暁には、イタリア国債市場は落ち着きを取り戻し、現在の利回りレベルまで戻ってくると考える
シナリオ2:2度目の総選挙の実施 
現在の選挙法の元で新たな選挙を実施するというシナリオは、最初のシナリオ(シナリオ1)と比較すると、実現する可能性は低い。いずれにしても、このシナリオが実現するか否かは、上下両院の片方、または両方を解散させる権限を持つナポリターノ大統領の判断にかかっている。

金融市場からみると、このシナリオが現実化した場合、ボラティリテーが増大され

イタリア国債市場に相当な圧力がかかるであろう。

いろいろな考えうる仮定を元にシナリオをたてるのであれば、10年物国債利回り格差(イールドスプレッド)は2011年11月につけた最悪のレベル

--- 独伊スプレッド 550bps --- まで拡大するかもしれない。

もしこの事態が実現した場合は、イタリアはECBに対してOMT発動を要請することになるかもしれない

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