寝る前に簡単に 木曜日のイベントについて 私なりの見方を書きたいと思います
個人的には ユーロ 1.60達成記念パーティーという図を描いています。
しかし それと同じ位 先月の米財務長官ポールソン君の中東歴訪の<裏>事情が気になり 1.60達成記念パーティー中に FRBとECB協調ドル買い/ユーロ売り介入で ゲロ吐いて爆死というシナリオも 十分にあり と見てます。
くどいんですが これが普通のマーケットであれば ドル・インデックスを見ている限り 介入は絶対にやらない と思うのですが、世界的に 逃げ場がないほど原油価格が高騰し続ける中 ポールソン中東歴訪、それも ただ単に 石油供給量増やして欲しいと御願いに行っただけとは思えませんから 私は どうしても これが 気になって仕方ありません...............
ユーロ 1.60達成記念パーティー開催の条件1)ECB利上げ既にマーケットは 0.25%利上げを織り込んでいます。一部では 0.50%利上げというシナリオを描くエコノミストも おります。万が一 0.50%利上げをして トリシェ総裁が その後のプレスコンファレンスで ”今後 一切 利上げなし” を示唆する発言を したとしても やはり 0.50%利上げの意味は大きいのでは ないでしょうか
2)トリシェ総裁プレスコンファレンスでの タカ派発言成長率維持よりも インフレ懸念重視
質疑応答で ユーロレベルに関する質問が出ても ”いやぁ このユーロ高 正直 まいっちゃってさぁ~~ 俺” などと軽率な発言をしない。ドルのレベルに関しては 以前通り ”米国のドル高政策を尊重する”とか 一応 口裏を合わせておく
3)米雇用統計(NFP)がマイナス6万人より悪い米FRBの年内利上げの可能性が 俄然 低くなる
ユーロ 1.60?ふざけんじゃぁねぇよ の条件1)ECB0.25%利上げ2)トリシェ総裁プレスコンフェレンスで 思ったよりも地味な発言を繰り返す”欧州賃金レベルの ここからの上昇レベルは そんなに大きくない” とか ”最近の食料品、原油高で 欧州の一般家庭の可処分所得は どんどん低下している”とか そんな感じ
事実 トリシェ総裁のもとには フランスだけに限らず 欧州各国の政治家から ”利上げしたら お前 ぶっ殺すぞ”的な脅迫書簡が 何通も届いているそうです
3)米NFPが マイナス6万より ずっと改善してる皆さんも十分に御存知ですが 明日はNFPとトリシェ総裁プレスコンフェレンスが同じ時間に出ます。しかし 細かい事を言わせて頂くと NFPはNY午前8時半きっかりに出るのに対し トリシェさんの発言は 延々と続きます。
マーケットの予想をするのが私の仕事ではありませんが、現在 私が描いている図を御紹介します。
まず NY午前8時半 NFPタイム、つまり 数字の良し悪しで いきなり100ポイントくらいのドルの売り/買いが生じる。まぁ マーケットは悪い数字を事前に織り込み ドルショートで数字に望むと思います。ここで トリシェ総裁のプレスコンフェレンスがなければ ファンダメンタルズも へったくれもお構い無しに無理矢理 1.60台を達成してしまうのでしょうが、そうは問屋が卸さない。
たぶん 数字が出て 15分ちょっとくらいしたら 今度は トリシェ・タイムへ移行。プライスはユーロ中心になります。ですので ユーロ・クロスにより ドルカナダとか ドルスイスとかが 変則的な動きをする危険性大
NFP、トリシェ両タイムで 一番 <自分らしい値動き>が出来るのは ドル円なのではないか と思っています。ここ数日 ドル円は どっぷり 105-106.50っぽいレンジにはまってますから それを上下いずれかに抜ける絶好のチャンスと見ています
注: これは あくまでも 私個人の予想ですし 私自身 木曜日になって 全然違う相場観を持つ可能性もありますので 流し読みで御願いします。
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ヘタな推理小説よりよっぽどリアリティがあって面白いです
私も今夜は20:30から釘付けかな