おはようございます

日本で引いた風邪をそのままロンドンへ持って帰ってしまい、先週木曜日夜からほとんど寝たきり状態です。
お陰様で熱は下がったのですが、咳は逆にどんどんひどくなるばかり。どうしたらいいのかしらん?
*モンティ首相、辞任発表先週、辞任の噂でもちきりだったイタリアのモンティ首相。とうとう週末には 「来年度予算案が議会を通過した時点で、首相を辞任する。」と発表

しました。
この発表を受け、本日のイタリア市場はかなり動揺

が起きています。
10年物国債利回りは金曜日終値:4.54%から一気に4.79%でオープン

国債価格大幅下落

CDSは15ポイントアップの268.
イタリア代表的株価指数:MIBは-2.3%でオープン

その後イタリアの大手3行の株価がすべて5%以上下落したため、
現在取引停止になっています。
突如表面化したイタリアの政局混乱などを受け、欧州大手銀行はユーロ売り推奨レポートを出していますが、今週は連邦公開市場委員会 (Federal Open Market Committee, FOMC)を控えており、ドルの行方も気になるところ。
*ベルルスコーニ前首相、政治に復帰か?そもそも今回の「モンティ辞任劇」

の発端となったのが、先週イタリア上・下院で行われた追加緊縮策内容の採決の場に、同前首相率いるPDL党が棄権したことが挙げられます。
その後、PDL党幹事長とナポリターノ大統領との会談などがありましたが、特にこれと言った解決策は見つかっておりません。もしこのまま政局運営が難しいと判断するのであれば、大統領が解散・前倒し総選挙という選択も取れますが、それはせずにモンティ首相辞任発表となった訳です。
今回の一連の動きの背景にあると言われているのは、ベルルスコーニ氏が来年4月に予定されている総選挙を2月に前倒しするためと言われています。
どうして2月か

と言う理由ですが、PDL党の人気が強いLazio州とLombardy州両方で、来年2月に州議会選挙が実施されます。ベルルスコーニ氏としては、PDL党の人気が高い州選挙と同時期に総選挙を実施すれば、PDL党の圧勝となる可能性がますます高まると考えているからのようです。



個人的には、もしベルルスコーニ政権復活となれば、せっかく鳴りを潜めているユーロ圏債務危機が、今度はイタリアを舞台にして繰り広げられる危険性が浮上

してくると思っています。
もちろんそうなった場合は、スペインがトバッチリを受けることは確実でしょうから、ギリシャ問題の比ではないですね…

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私も以前熱はなく咳で1カ月程悩まされた
事があります。原因はマイコプラズマ菌というものでした。
ウイルスなので、抗生物質(錠剤)の服用ですぐ治りました。
長く続く咳は特に夜が厳しいですよね
お大事になさって下さい。
北野誠さんの番組はとても楽しく拝見させて頂きました。
これからも、応援してます。