おはようございます

昨夜は気温が一桁台まで下がり、今朝起きた時思わず暖房を入れようか?悩みました。
日照時間も極端に短くなってきたので、一日も早く冬時間になってくれないかなぁ~ と思っています

さて、今月の英中銀MPC議事録が公開されました。
政策金利・資産買取プログラム(QE2)規模

9名の理事全員が「据え置き」に票を入れた

ことが判明。これ自体には、特に驚きはありません。
内容を読んで2点、気が付いたことがあります。
*追加緩和策の導入の是非9名の理事のうち、1名が「QE2増額の必要性を示唆」したようです。その理由付けとして
it was not clear that the uncertainties about the medium-term outlook would be resolved to any great extent in the coming months and, given the weakness in demand, a good case could be made at this meeting for announcing more asset purchases.
英国経済を取り巻く環境を考えた場合、中期的な視点からみた今後の先行き不透明感が数ヶ月のうちに払拭されるとは思いがたい。その観点から考えると、今月のMPCで追加緩和策(QE2枠増額)に踏み切ることにも整合性が見出される。
*将来のインフレ率についてNonetheless, the rise in oil prices and the probable increase in utility and some food prices meant that the near-term outlook was for a less rapid fall in inflation than the Committee had thought at the time of its August Inflation Report projections.
8月に中銀四半期インフレーション・レポートを作成した当時は、インフレ率はもっと早いスピードで低下するものと理事会では予想していたが、高騰する原油価格や、それに付随するガス・電気料金、そして食料品価格の上昇などが、直近のインフレ率低下を遅らせている。
としています。
とりあえず議事録公開を受けポンドは下落していますが、利下げにせよQE2増額にせよ、今後の景気動向次第では「次の一手」を出す可能性が依然として残っているため、ある意味当然の動きとも言えるでしょう。
もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ

御願いします!
人気blogランキングへ
にほんブログ村
応援 よろしく御願いします