さきほどから、メルケル独首相は年に一度開催される「首相に対する記者会見」を行っています。
現在、質疑応答をこなしていらっしゃいますが、さきほどバイトマン連銀総裁について言及しました。
*ショイブレ財務相発言この週末、ドイツのショイブレ財務相がバイトマン独連銀総裁について異例の発言

をしました。
「ECBが決定した債券買い入れ計画(OMT)に対し、反対意見を述べるのは結構だが,それを公の場で繰り返すのは、どういうものかと思う。ドイツ国民は(今後のユーロの展開について)非常に不安定に感じている。ドイツ連銀(総裁の度重なる反対意見を聞くたびに国民は不安を感じているが、本来連銀というもの)は国民に安心感を与える立場にあるということを忘れないで欲しい。」

ドイツに於ける連銀(中央銀行)、そして連銀の独立性は最も尊重されており連銀に対しこのような挑発的とも取れる発言をする政治家は、見かけません。それくらい、連銀は国内で絶対的な位置を占めており、挑戦するような行為は厳禁とも言われてきたようです。

バイトマン連銀総裁にしてみれば、同じドイツ人でありながら、ショイブレ財務相・アスムセンECB専務理事が共にOMTに賛成しているので、自分の立場はますます苦しくなっているのでしょう


それが理由かは、わかりませんが、本日の記者会見の席で、メルケル首相はバイトマン総裁擁護とも取れる発言をしています。
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