本日ロンドン時間午前9時(日本時間午後17時)よりドイツ憲法裁がESMの合憲性についての判決を下します

市場では「違憲性は、ない」という前向きな判決を織り込みました。
ただし、ドイツ国内の報道では「違憲性は、ないという判決は、ほぼ間違いないが、憲法裁はなんらかの条件付きYES

の判決を下す可能性も高い。」としています。
その条件のひとつとして、ESMによる南欧州各国の救済速度や額が暴走し、ドイツの国家尊厳や財政事情を著しく損なう懸念が生じた場合は政治家だけでなく、国民の意見も聞く必要がある

つまり国家主権を損なってまで、南欧州各国の財政に対する救済を継続する必要があるか

についての国民投票実施を条件として付ける可能性です。
報道を読む限り、ドイツでは第二次世界大戦以降、一度も国民投票が実施されたことがないようなので、もしやるような事態に将来なった場合、それはそれは ’’えらいこっちゃ

’’ 状態となるのは必須です。
もし本日の条件に「国民投票の実施の可能性」が入ってしまうと問題は若干複雑になる可能性があります。
とにかく投資家は不透明性を嫌いますし、過去のアイルランドやフランスなどで実際に行われた「国民投票」ではさんざん嫌な思い

をしてきた投資家もいるでしょう

ユーロに関連する「国民投票」の一言は投資意欲を激減させるだけに、少し気になりました。
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