7月26日にロンドンで開催されたシンポジウムの講演で「ECBはユーロの存続のために必要ないかなる措置も取る用意がある。Believe me!」と発言し、市場の期待を膨らますだけ膨らませたドラギ総裁。

そして昨日、ECB金融政策理事会後の定例記者会見で
新しい「国債購入計画」Outright Monetary Transactions (OMT) を発表しました。

その間、わずか6週間程度の間に、ドラギ総裁がマーケットに与えた 『ドラギ効果』

は、どのようなものなのか?調べてみましょう

(クリックすると拡大します)
OMTは、スペインやイタリアを対象にして作られた救済メカニズムと私は理解していますが、やはりこのグラフを見ると
・スペインとイタリアの株価上昇が断トツ強い

・ユーロ圏債務危機の被害を受けた金融セクターの回復を確認

・ギリシャの株価まで、戻っているのには、驚きました

・OMTは国債を対象にしていますが、株価より国債価格の戻りが鈍いのも、不思議です

・一番下落率が高かったのは、他でもないドル

リスク・オン相場の特徴でしょうか?
OMTが実際に使用されるのは、いつになるか?判りません。
噂としては、スペインが10月に予定されている大型償還を前に、要請に踏み切る

という話しが濃厚になっています。
果たしてOMTが、ドラギ・バズーカ砲

となるのでしょうか?楽しみですね


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