オリンピック関連報道が盛んだった先週、やたらに目に付いたメガホンを手にしたおじさんの写真

一体誰なのか?と思って調べてみたら、スペイン・アンダルシア地方南部にある人口わずか2,645人の村・マリナレダ(Marinaleda)の村長さんでした。名前はホアン・マヌエル・サンチェ・コルディヨ (Juan Manuel Sanchez Gordillo) といい、村長さんであると同時に労働組合の活動家としても有名。
*スーパーマーケットを急襲先週コルディヨさんは労組の仲間と一緒に、地元の2つのスーパーマーケットに入り、手当たり次第食料品をトローリーに詰め込み、代金を払わなかったことが発覚

その後の調べによると、この盗難によって手に入れた食料品は地元の貧困層の人達へ配られたというお話し。
この盗難により、急襲の主犯格と見られる7名は逮捕されましたが、コルディヨさんはアンダルシア地方選挙で選ばれた議員で不逮捕特権を保持しているため、今回逮捕されていません。
地元の失業者や貧困層の間で、コルディヨさんはヒーロー

となり、来週から3週間かけてスペイン中で政府の歳出削減策に対し抗議デモを繰り返すと宣言したようです。
昨年夏には、
ロンドンから始まった大暴動
がイギリス各地へ拡大 しました。今度はスペインで21世紀のロビンフッド登場です。
なにかと夏の間はいい意味でも悪い意味でも話題性に富む、しかし深刻な問題が起きやすいですね...

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