昨日 なんとなく ポンドを取り巻く環境が 非常に怪しげなので 1.58に乗せた瞬間に ポジション閉め ド転。もし そのまま画面の前に座っていると<悔し紛れ 敗者復活戦>取引の悪循環に はまりそうになったので PC消してジムに行きました。帰って来てからというもの 何だか やる気になれず 久し振りに庭の掃除とか してました。
私は まだ ポンド・ベアベアですが 実効レートを見ていると 英中銀の苦悩をヒシヒシと感じますよ........................キングさん きっと 口には出せないけれど ビシバシのポンド高を 望んでいられる事でしょう....................................

このブログを訪問してくださる方には 1990年1月~現在までのお馴染み! 実効レートチャートです。ずっと 強烈なサポートとして働いていた94台(50%戻しレベルにも合致)が あっさり割れてます。4月15日に直近の安値 91.51を付け 昨日は92.27まで戻しています。
サブプライムから端を発した世界規模の信用収縮市場に対応し ECBを除くFED,BoEは 断続的な利下げを実施。しかし困った事に 断続利下げは商品市場の高騰と同時進行、ますますスタグフレーション懸念が強まるばかりです。
英中央銀行政策金利は 昨年7月5日 5.75%を頂点に 今年4月10日まで合計0.75%利下げし 政策金利は現在 5.00%となっています。ポンド実効レートは どうかと申しますと 昨年7月5日 104.54 から 今年4月10日 92.24 まで 約11.76%下落。これを4対1方式に当てはめますと 約2.95%の緩和効果があった事になります。実効レート 2.95% + 実際の政策金利下げ 0.75% = 3.70%
つまり 昨年夏から現在に至るまでに 英国経済は 実質3.70%の金融緩和が行なわれた状態なんです。その間 インフレ懸念は容赦なく 私達 英住民を苦しめています。食料品に留まらず ガソリン、公共料金、住民税と 数えたらキリがありません。キング総裁自身 今年はCPIが再度 3%を越え 首相に書簡を送らなければならない危険性をはらんでいる と仰っているくらいですから 覚悟しているのでしょう。
インフレと利下げ期待が同時進行している中 英金融政策当局が望む事と言えば 通貨高だと思います。英企業買収玉も まだ 出るでしょう。下がった所は 中東勢の買いが いつも囁かれています。しかし いくら通貨高を望んでも 買収玉や中東/SWFのポンド買いも永遠に続きません。来週早々発表されるであろう英中銀による住宅ローン緊張緩和策も 実際のところ どこまで 壊れかけた英住宅市場の浮揚効果があるのか 私は疑心案儀です
如何なる状況にせよ 一度 2.0185近辺が上抜けするような事があれば 話しは別ですが、そうでない限り 私は まだ ポンド・ベアですので 売るタイミングを 慎重に待っています。以前ですと ユーロ/ドルを見ながら ポンド/ドル相場を張れば よかったのですが、最近は ユーロ/ポンドの動きを見ながら ポンド/ドル取引をしなければ 動きに乗せません。
本日に関して言えば 2.0027と 2.0051に売りオーダーを出しています。ロンドン午後5時までのオーダーですが あと30分ほどしてNY勢が参加して来てからのマーケットを見ながら オーダー調整する予定です。
ドル円 来ましたね。ずっと ユーロ円を売りたいと願望していましたが 下手なレベル感から 売らなくて 本当に良かったと胸を撫で下ろしています。いつまでたっても Trade下手なN20でした
週末か来週にでも 気が向きましたら 英国の賃貸収入用住宅購入者の驚異的レベレッジ状態を 御報告します
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