2回の選挙を経て、首相の座を射止めた

サマラスND党首。首相就任決定直後、眼の手術で入院することとなり大事なEUサミットを欠席したことは、皆さんもご存知の通りです。
昨日より完全に復帰した

サマラス首相ですが、本日より待ちに待ったトロイカ調査団(EU/ECB/IMFからなる調査団)がアテネ入りすることになりました。
*木曜日からが本番本日到着する調査団は新内閣の要人達との話し合いに入りますが、トロイカ調査団のヘッドは木曜日からアテネ入り

その時に新しく財務相となった
ストルラナス氏 を含め、3日間に渡る協議を開始するようです。
*Kathimerini紙の報道ギリシャのKathimerini紙の報道によると、今回のトロイカ調査団のアテネ訪問は 「新政権に対する挨拶」

程度で終わり、ギリシャへの金融支援に対する条件の緩和に関する本格的な協議は7月24日以降となる公算が高いとしています。
*金融支援条件の緩和内容数々の報道を読む限り、ギリシャはスペインに対して現在進行中である「ESMによるスペインの銀行への直接資金注入」 をギリシャの銀行へも適用してもらうことを、緩和条件の中に組み込む可能性が高まってきています。
この記事でも書いたように、ESMによる民間銀行へ直接資金注入が可能となれば、その支援金はギリシャ政府の債務には組み込まれないため、赤字に計上されない処理となり財政再建を実行しやすい環境が整います。しかしECB関係者は ’’過去3ヶ月の間、財政再建努力を全くしてこなかったギリシャ’’ に対し、一刻も早い財政再建策を提出するよう求めています。
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