先日
西原さん
と電話で話していた時に、「今度のEUサミットの決定事って何だっけ?」と質問され、即答出来なかった

私です。なんだか今年に入ってから毎月のように 「XXサミット」 的な催し物が続き、正直なところサミット疲れしています

サミットが近づくにつれて、そこでの協議内容がだんだん明らかになってきましたので、いくつかご紹介しましょう。
*EUサミットでの協議内容1)ギリシャ関連
2)重債務国(特にスペイン・イタリア)の国債利回りを低下させる方法
3)欧州安定化メカニズム(ESM)について
4)成長戦略
5)欧州統合に向けた10年に渡るロードマップ
このすぐ下の記事でも書きましたが、イタリアのモンティ首相は同国の国債利回りを下げる対策が固まらない限り、自国へ戻らずサミットを延長継続すべき

と洩らしているようです。スペインのラホイ首相は昨日だか一昨日に「現在の長期金利が続く限り、スペインは自力での資金調達(=国債入札による資金調達という意味)は難しくなるであろう。」と完全に泣き

が入ってきました。
2)重債務国(特にスペイン・イタリア)の国債利回りを低下させる方法に関しては、過去にECBが実施していた加盟国の国債買い支えプログラム(SMP)のような流通市場での買い支えに加え、
(ECB以外の機関による)発行市場での直接購入が決定される可能性が出てきているようです。その場合は欧州安定メカニズム(ESM)に白羽の矢

が当たるのでしょうが、ESMに関しては加盟国全ての批准手続きが終了していない今、果たして時期的に間に合うのか?私にもよく判りません

明日(金曜日)は、今回のサミットについてきちんとした記事を
セントラル短資FX(株)さんのコラム で書かせて頂きますので、お楽しみにして下さい

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