おはようございます

昨日は私の体調に関して数々のコメントありがとうございました!
非常に心強く感じます
*10年物国債イールド、じわじわ上昇昨日発表された
3月分・ユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値の下落、そして独仏の製造業PMIの思わぬ下落

。 この予想より芳しくない経済指標の発表により、しばらくは市場の関心は欧州から中国や米国へ移るに違いないと半ば安心しきっていた

私達の眼を開かせることになりました

最近になって徐々に長期金利が上昇してきた南欧州各国ですが、ちょっと下のチャートを見て下さい。

(2回クリックすると拡大します)
これは過去半年の間に於けるスペイン、ポルトガル、イタリアの10年物国債イールド (長期金利) のチャートです。青い太線が入っていますが、それは欧州中銀(ECB)が3年物無制限資金供給オペ(LTRO)を実施した日です。
・スペイン2回のLTRO共に、その直後は長期金利がグイ~ンと下落しているのが判ります。しかし現在の金利水準はLTROの時よりも高くなっている

のが確認出来ます。
・ポルトガルスペインとは違って、LTROがあろうがなかろうがあまり動意なし

。 現在の長期金利レベルは2回に渡るLTROの時よりは低くなっていますが、依然としてスペインやイタリアの2倍以上の高さとなっています
・イタリア最初のLTRO後は全く下がらなかった長期金利が、2回目のLTRO後は素直に下落しているのがわかります。ただし、最近になって、長期金利は2回目のLTRO実施時の水準まで戻りつつあります
*LTROは大成功
の筈だったのではないのか?ポルトガルが第2のギリシャと言われてから随分日が経ちましたが、スペインやイタリアもだんだん危なっかしくなってくるのか?少し心配

になってきました。
現在の10年物イールドはスペインが5.476%、イタリアは5.115%
今年に入ってからの推移を見ると、スペインは年初から現在まで約0.40%ほど10年物イールドが上昇しています。
それに対してイタリアは1.80%ほど下落しており、イタリアの頑張りに拍手

をおくりたいところ。
しかし3月8日に4.791%というド底をつけてからイールドは連日ジワジワ上昇しているため、果たして拍手をしてよいものかどうか自信がありません

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