おはようございます

..... というより、もうお昼を過ぎています

今朝一般医の予約があったので病院へ行って来ました。昨年日本に一時帰国した時に産まれてはじめて受けた人間ドック。胃カメラをやったら胃の中に50個以上のポリープが見つかりパニック

しました。その人間ドックでたったひとつだけ受けなかったのが腸内の内視鏡検査。なんだか気味悪いのでいつかやることにしよう...と思ったのです。
日本からロンドンに帰ってきてからずっと胃が重い、そして産まれてからずっと悩んでいた便秘が、ここ数ヶ月突然変化し、最近は一日に最低でも2回ほどトイレに駆け込む毎日が続いているだけでなく、朝起きてから夜寝るまでずっとトイレに行きたいという感覚が続いているのが気になったのです。
最終的に一般医の先生はトイレのパターンが変化したことが非常に気になるので、英国のNHSを通して腸の内視鏡検査をやりましょう!と言ってくれました。NHSなので実際の検査までこぎつけるのに早くても数ヶ月かかる

でしょうが、なんといっても全て無料なので、私としては非常に嬉しいです。何も問題がないとよいのですが....
*アイルランド、リセッション入り先ほどアイルランドの2011年Q4GDPが発表されました。予想+1.0%(前期比)に対して、実際の数字は-0.2%

2011年Q3の数字は速報値の-1.9%から-1.1%へ若干改善。それでもマイナスであることには変化なし

これでユーロ圏加盟国のリセッション入り確定は、アイルランド、ギリシャ、ベルギー、ポルトガル、イタリア、オランダ、そしてスロベニアと増加の一途

アイルランドという国は欧州でも唯一法人税を低く押さえる事が許されている国。なので同国には世界的企業の支店が多数あります。それら全体を把握するGDP(国内総生産)がマイナスなのであれば、果たしてアイルランド国民を対象としたGNP(国民総生産)の数字はどんなんだろう?と思い調べてみると、結果はもっと悪かった

2011年Q4 アイルランドGNPは-2.2%

、 ちなみに同年Q3の数字は-1.9%
*3月分・ユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値ユーロ圏の多くの国がリセッション入りしたことがわかりましたが、果たしてこの傾向は更に悪化するのか?
それを知る上で手がかりとなる数字が購買担当者景気指数(PMI)
先ほど発表された3月分のPMI速報値
・製造業部門PMIの速報値は予想49.5に対し、実際の数字は47.7
・サービス業部門PMIの速報値は48.7 (2月の数字は48.8)

両セクターをあわせた総合のPMIは48.7 (2月の数字は49.3)
数字が悪化した背景には独仏の製造業PMIが予想に反して50を割れたことがあるとされています。
・ドイツの3月製造業PMI速報値は予想51.0に対し、実際の数字は48.1 (2月 50.2)
・フランスの3月製造業PMI速報値は予想50.3に対し、実際の数字は47.6 (2月 50.0)

このチャートはユーロ圏PMI(青線)とGDP(オレンジ線)を並べたチャートです。これを見ると一目瞭然ですが、2つの数字は綺麗な相関関係があるのがわかります。
そうなると、今回のユーロ圏PMI速報値低下を受け、ユーロ圏の景気後退(リセッション)入りは確実となりそうですね。
*
ドラギECB総裁発言The worst is over, but there are still risks. The situation is becoming more stable (and) the most important Euro zone figures, like inflation, the current account balance and above all budget deficits are better than for example in the USA. Investor confidence is returning and the ECB has not had to buy any government bonds as a support for weeks. The ball is now in the governments' court. It's up to them to make the Eurozone crisis-proof for the long term.
ユーロ圏を取り巻く状況は最悪期を脱したが、依然リスクはくすぶっている。ユーロ圏を取り巻く環境は(以前と比較すると)安定してきているだけでなく、インフレ率や経常収支バランスなどの数字は米国のそれよりも改善されてきている点が一番重要だと言えるのかもしれない。投資家の信頼も欧州へ戻ってきており、その証拠にECBは加盟国の国債買い支えプログラム(SMP)を数週間の間一度もやらなかった。
ボールは加盟各国政府にある。ここからのユーロ圏が債務危機から永遠に逃れられるかどうかの決定は彼らの手中にある。
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