またまた皆さんはとっくにご存知の内容になってしまいますが、お許し下さい。
*アイルランド、新財政協定に関する国民投票実施この過去記事で、アイルランドの国民投票の可能性について 書きましたが、とうとう本日それが現実のものとなった様子です。
実施時期については、向こう数週間で投票の準備を完了するとケニー首相が発言していますが、具体的な日取りはまだ発表されていません。
市場関係者が一番心配

していることは ’’
2008年に行われたリスボン条約に関する国民投票でNOという投票結果を出し、欧州を混乱に導いたアイルランドがまたしても欧州を混乱させるのか?’’ の一点
*今回は混乱を招かない 

2008年は混乱を招いたNO!が今回は混乱を招かないと見る市場関係者が多い理由は、
「EUサミットを終えて」の中でも書いたとおり 新財政協定はユーロ圏17ヶ国の全会一致は必要なく12カ国の批准で発効されるため、万が一アイルランドがNOを出しても他の加盟国が承認すれば全く心配するに及ばない

からです。



ただしこういう楽観的見方ばかりではありません。
ギリシャの債務危機問題を巡り、アイルランドだけでなく他のユーロ加盟国の間でも「ユーロというプロジェクトそのものが失敗だったのではないか

」 という考え方はだんだん勢力を増してきており、アイルランドのNO!という結果がきっかけとなり、欧州全体に’’反ユーロ’’の動きが高まるという意見もあります。
ちなみに一番最近の世論調査によると、40%がYES

36%が反NO

24%はわからない
もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ

御願いします!
人気blogランキングへ
にほんブログ村
こんな嬉しい賞を頂きました。受賞に恥じないよう 頑張ろうと思います。応援 よろしく!