おはようございます

最初にお断りですが、今週はいつもお手伝いしている算数教室の大先生が日本に一時帰国すること+来月は学校が春休みに入るため、100名以上の生徒の2ヵ月分の宿題を用意しなければなりません。ですので、私がマーケットを見れるのは木曜日からとなります。水曜日にはECBの3年物LTROがあるので本当は是が非でも市場動向を自分の眼で見極めたいのですが、それも無理となりそうです

毎日帰宅後にその日のニュースを全てチェックしますので、気が付いたことがあれば記事は更新しますので、諦めずに時々お寄り下さい。木曜日から完全復帰です。ご迷惑をおかけしますが、よろしく御願いします
*空振りG20 
こうなるであろうことは皆が予想していたのですが、またしてもG20では「無条件でギリシャ支援にお金出してあげてもいいよ!

」というお人よしは現れませんでした

基本的にはIMFの資本増強とギリシャ支援策の強化の必要性に関しては合意したものの、実際の出資の段階になると参加各国の思惑はバラバラとなっています
*ブラジルやロシアの意見両国の共通した意見は ’まずは欧州圏が率先してアクションを示すこと’

を主張しており、ブラジルのモンテガ財務相は、支援条件として
1)欧州自身による救済機能の強化/増額に代表される自助努力が大前提
2)IMFに於ける投票権の見直し
を挙げました。
*米国の意見ガイトナー財務長官はIMFへの資金拠出増額に関して米議会に要請する予定は全くない

ことを改めて主張
これ以上の欧州債務危機の悪化
やギリシャのデフォルトによる世界規模の金融システムのメルトダウン
が実際に起これば、11月の大統領選挙でのオバマ大統領の再選は絶望的
となりますが、それでも首を縦に振らない米国です。
*欧州圏に期待される救済機能の規模ESM (欧州安定化メカニズム) と EFSF (欧州安定ファシリティー) 両方あわせて現行の5,000億ユーロから1兆ユーロ規模への上限引き上げ

G20加盟各国からIMFを通じて救済支援金捻出 5,000~6,000億ユーロ

現在の支援金残高 3,580億ユーロ



合計約2兆ユーロ規模の救済規模とする

昨年ギリシャ危機が悪化した時に突然出現した

「2兆ユーロ規模の救済支援金が必要である」という議論が、ここにきてまた蒸し返されました

欧州内での意見調節さえままならないギリシャ支援問題、G20で簡単に意見がまとまることはあり得ないと思っていましたが、やはり問題先送りは避けられそうにありません。
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