10分前くらいに、本日ローマで開催予定だった独メルケル首相と伊モンティ首相の会談がドタキャンされた!というニュースが報道されました。ドタキャンなのか、数時間の遅延なのか?報道側によっては若干の差がありましたが、どうやら完全にキャンセルされたようです。
*ドイツ・ウルフ大統領の辞任どうやらメルケル首相のドタキャンの背景には、大統領の辞任があるようです。ウルフ大統領はメルケル首相率いるキリスト教民主同盟 (CDU) に属する政治家であると同時に、メルケル首相自身が同氏の大統領就任を強く後押しした人物。
同大統領には昨年末に過去の金銭絡み・汚職スキャンダルが発覚、辞任は時間の問題か?と言われていたようです。この汚職スキャンダルの内容ですが、同氏がLower Saxony州の知事をしていた頃、金持ちの友人の奥さんから50万ユーロ相当のローンを組んだことから始まったと言われています。
昨年末に発覚したこのスキャンダルにより汚名を浴びせられた同大統領ですが、一昨日まではどうにかスキャンダルを切り抜け大統領職を継続するのではないか?と思われていたそうです。しかし昨日になり、検事がドイツ内閣に対し大統領の訴追免除の撤回を要求してから、状況は一変したようです。

連邦大統領は任期中に司法当局などの訴追を免除される。この訴追免除は連邦憲法第63条において規定されている。
ちなみに、ウルフ大統領は10:00GMT(4分後)に記者会見をし、その30分後にメルケル首相が記者会見をすると発表されています。
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ウルフさん、家のローンを有利な金利で借りたとか、どこから情報が漏れたのでしょうか?
私はそれが気になってしまうんですが。
ビルドという、読売スポーツのような新聞でしょうか、脅しの電話をしたというのが
彼の転落を早めたのかなぁとも思っています。決着が着いてめでたしというところでしょうか。