*世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)本日午後というか夕方にダボス会議のオープニング・セレモニー

が行われます。
そこで最初のオープニング・スピーチ

をするのは、他でもない独メルケル首相。
思い起こせば、2007年夏に起きた米サブプライム問題から5回目のダボス会議となります。
2008年は「サブプライムの影響を銀行業界は乗り越えられるのか?」という心配顔

2009年になると「リーマンが倒れた。一体世界はどうなっちゃうのか?」というパニック状態

2010年は「峠は越したと思うので、ここからは徐々に回復するのかな?」という疑心難儀顔

そして昨年2011年は「よし!ヨーロッパさえ頑張れば、大丈夫だ!」という自信

しかし今年のダボスは欧州発債務危機問題で埋め尽くされると思っています。
*ソロスさんの昼食会 
ダボス会議では恒例のソロスさん主催の昼食会が本日開かれます。
そこでの話題はやはりユーロ圏債務問題だと私は思っています。
ソロスさんが昨日行ったコメントは非常に悲壮感漂うものでした。そこでは経済や財政的なダメージだけでなく、この地域に住む国民によるデモや暴動などの社会不安も含まれていたのが印象的。
思い起こせば昨年ギリシャでは連日ストや抗議デモが繰り返されていました。英国はユーロ圏ではありませんが、昨年夏に起きた暴動を忘れている者はおりません。そして今、イタリアで大きなストライキが起きており、ますます拡大する気配すら感じられます。
こういう行為は単に社会不安を招くだけでなく、それによる経済的損失は計り知れないでしょう。財政再建のために是が非でも経済成長率を向上させたい欧州各国なのに、結果としては逆の現象が起きていることになります。
英GDP速報値に関しては次の記事で書きます!
ごめん、書き忘れてた

ダボス会議に参加している人達は各TV局やメディアからのインタビューを受けます。そのため、彼らの発言により市場が予期せぬ動きをすることが考えられますので、十分にご注意

下さい。
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