おはようございます

先週金曜日にカーテンを開けている時、晴天にもかかわらず自宅前の歩道に水が溜まっていることに気づきました。英国では家の前の歩道の下を水道水供給パイプがず~~っと通っており、そこから各世帯にそれぞれ水道水が供給されます。うちの自宅の前にはうちを含む5件分くらいの家の供給用元栓があり、そこから水が少しづつにじみ出ているようでした。
土曜日の朝、歩道にある供給元栓の蓋を開けてみたら、やはりお水が漏れていて溢れかえっていました。すぐに水道局へ電話し事情を説明したところ、「説明を聞いた限りではパイプが完全に破裂したわけではないので48時間以内に検査に行きます」との答え。その’’48時間以内’’が今朝だったようで、朝早く家のドアを叩く音。ドアを開けてみると水道局の検査のおじさんが立っていました。結果としては歩道にある元栓から私の家へ水を供給しているパイプに亀裂が生じているから、2-3日後に修理の人が来るとの話し。
私が知る限りでは、歩道部分のパイプ修理は水道局の責任ですが、個人の敷地内のパイプ修理はその家の持ち主が全て負担をするようになっている筈。パイプ修理の費用は物凄く高いので、そのための’’保険’’もあります。私は今朝、うっかりしてパイプ修理の費用をそのおじさんに聞き忘れました

。お金ないよ~
*英財政状況1時間ほど前に、英国の公的部門借り入れ高が発表されました。
12月分の公的部門純借入額(PSNB):予想 149億ポンド

実際の数字 137億800万ポンド

公的債務残高 1兆39億ポンド



対GDP比 64.2%
単月のPSNBの数字としては2ヶ月連続予想よりも20億ポンド強少ない理想的な数字となりましたが、債務残高自体はとうとう1兆ポンドを越えてしまい、1993年統計開始以来最悪の数字となってしまいました


借り入れ額の減少は予想を越えた税収入が理由。しかしマイナス成長が噂されているので、今後は税収も落ち込み英財政状態がますます苦しくなる可能性をエコノミスト達は予想しています

本日EU財務相会合の為、ブリュッセルズへ飛んでいるオズボーン財務相ですが、単月借り入れ額減少を受け、今年度の借入総額は当初の予定を下回る可能性が出てきたものの、政府が断行している財政再建政策の続行が果たして可能であるか

については疑問視する声

が日に日に増しています。
*欧州、イラン産原油輸入禁止制裁措置決定予定通り、昨日欧州は米国に続いて「イラン産原油輸入禁止を盛り込む制裁措置」を決定しました。加盟国が既に結んだ契約分に関しては6月30日まで認めており、実質7月1日から完全禁止となる予定です。
昨日の決定を受け、イラン政府は原油の主要な輸送ルートであるホルムズ海峡の封鎖を示唆。ホルムズ海峡を巡る思惑については、
この記事に詳しく書きましたので 是非お読みください
*ポルトガルギリシャの債務交換交渉に対する最終合意が出来なかったことを受け、次のデフォルト・ターゲットがポルトガルに移りかかっています。
同政府はEU/IMFからの金融支援が計画通りすすめば、今年度の国債償還分の資金は大丈夫としております。
しかし来年(2013年)の償還返済用の資金はEU/IMFからの金融支援に頼らず、市場で普通に国債入札を実施し、それを償還資金に充てる’’完全なる復帰’’を果たさなければなりません。まだまだ先の話しですが、来年9月には大型償還(90億ユーロ)が待っており、既に市場ではポルトガルの’’完全復帰は無理’’という前提でデフォルト・リスクを想定した動きになっている様子。

この先走った’’デフォルト・リスク’’を回避するため、IMFは同国に対し来年度の財政プランを提出するよう要請する可能性が出てきたそうです。
*某米投資銀行の取引推奨ドル/スイスの買い: 0.9280
損切: 0.9180
利食いのターゲット: 0.9770
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