全然違うことをしていたら、グングンとユーロやポンド、株価が下落していきました。ちゃんとニュースを追っていなかったので「ヤバ~~イ!」と思い、早速調べてみたのですが全然見つからない

米系がポンド売りを仕掛けたというのは見つけたのですが、それだけでこの大きな動きに繋がるとは思えない。 一体なんだったんだろう? 為替だけじゃなくて、株価がド~~ンと来ましたからね....
ところでメルケル首相とモンティ首相の共同記者会見はじまってないのかな?何も出てきませんね。 (
追記:ロンドン時間午後12時46分現在、まだ始まっていないそうです)
発言内容によってはユーロが乱高下しますので、お気をつけ下さい。
*ドイツ、1年債イールド ゼロ% 

赤線を引いた部分が1年債イールドなのですが、現在0%となっているのが判ります。その隣の欄は昨日からの変動幅を示しているのですが、赤で書かれているマイナスは「昨日と比較して、これだけイールドが低下(国債価格上昇)してますよ」という意味。反対に緑で書かれているプラスは「昨日と比較して、これだけイールドが上昇(国債価格低下)してますよ」という意味。

ってことは、昨日の1年債はマイナス金利だった訳かい?


まぁ冷静になって考えれば、今週に入ってから落札利回りがマイナスとなっている例が2つありました。
最初は月曜日に実施されたドイツの6ヶ月物短期債入札
そして2度目が昨日実施された英国の35年物インフレ連動債入札です。
*レーン委員発言今朝から欧州委員会のレーン委員(経済・通貨担当)がたくさん発言していますが、なんだかかなり際どいこと

言ってます....
「ギリシャは2001年にユーロ圏に加盟した。その時に同国は正確ではない統計の数字を提示し、加盟が承認された経緯がある。しかしそれはもう過去の出来事であると割り切るべきだ。ギリシャは自国の経済・財政状況を正直に公表しなかったが、事実としてギリシャはユーロに加盟した正式なメンバーであるし、今後もメンバーであり続けるであろう。」
なんか、私にはレーンさんの言いたい事があまりよく判らないのですが.....

この発言に続けて同氏は
「今、ユーロ圏は賢明であり尚且つ思い切った決断が必要とされている。私は今年の年末の時点でユーロ加盟国は現在と同じ17ヶ国であると予想する。」
*ギリシャ開発相の発言Chrysohoidis開発相が今朝語ったところによると、2011年ギリシャの財政赤字対GDP比は当初予定されていた7.5%を大幅に上回り、結果として9.6%になるようです
*欧州統計局、GDP下方修正つい今しがた、欧州統計局は「2011年第3四半期のユーロ圏GDP予想」を+0.2%から+0.1%へ下方修正しました。
*スペイン財務省からの発表スペインの国債入札総額が出たようです。
それによると2012年の入札総額は860億ユーロ

昨年の総額956億ユーロを約100億ユーロ下回る数字となっています。
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本日の日本の朝7時のNHKニュースにおいては、ユーロ危機とか、気になるイランの情勢とかはまったく報じられていません。
日本においても本当に大事なニュースだと思うのですが。。。
なんか、情報統制でもしているのではないかと思うくらいです。
「ロンドンFX」今のグローバルな視点の最前線を感じさせていただいています。