*ドイツ入札結果よいのか悪いのか悩む入札結果となりました。
・10年物国債入札入札総額:40億6,000万ユーロ
入札利回り: 1.93% (前回11月 1.98%)
応答倍率: 1.3倍 (前回 1.1倍

)
良い点・入札予定額:50億ユーロに対し、入札応答総額は51億4,000万ユーロ集まった。
・前回11月入札時と比較して、利回り低下
悪い/残念な点・2011年の平均応答倍率は1.54倍

今回は1.3倍となっており、昨年より「ドイツ国債の人気」が下がったと受け取れる

しかし前回11月入札時の1.1倍よりは好調だった
・今回の入札総額は50億ユーロを目標にしていましたが、最終的に40億+ユーロとなり予定額を下回った
*欧州中銀からの貸し出しと預け入れ額
(クリックすると拡大します、チャートの左軸の単位は 10億ユーロ)
このチャートは欧州中央銀行(ECB)によるユーロ圏の銀行への貸し出し(上のチャート)とそれらの銀行からECBへの預け入れ(下のチャート)を示したものです。
それぞれのチャートは2008年9月のリーマン・ショック

の時点から描かれているので、比較しやすくて助かりますね。
このチャートを見る限り、貸し出しに関してはリーマン時よりはずっと少ないものの、預け入れはここに来て連日「過去最高額」を記録更新し続けています。
*スイス中銀総裁への疑惑昨年9月にスイス・フランの対ユーロ上限(1.2000)設定を発表したスイス中央銀行この発表のわずか3週間前にヘッジファンド出身のスイス中銀・ヒルデブラント総裁の奥さんが’’スイス売り・ドル買い’’(約50万ドル相当)を行った事実が発覚し

騒がしくなっています。
昨日あるスイスのテレビ局のインタビューに答えた

ヒルデブラント夫人の言い訳は「 My interest in the dollar purchase was motivated by the fact that it was at a record low and almost ridiculously cheap. 私がドルを買った理由は、ドル/スイスのレートが歴史的に低いレベルにあったので、とんでもないほどドルが安く見えたからよ!」
あるタブロイド紙では、ヒルデブラント夫人は金融関係の仕事を15年間続けていたので、金融業界に知人が多い。たまたま知人の一人である某スイス系銀行で働く人間から「近いうちにスイス上限設定がされると聞いた」と告げられ、ドル買いを行ったのではないか?とも書かれているようです。
いずれにしても、当のヒルデブラント総裁には何の疑惑もないという事で、スイス中銀/同総裁からのコメントは聞こえてきません。ちなみにある報道によると、総裁夫人がドル買いを行った翌日には、その事実がスイス中銀に伝えられたので問題なしとか?
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