米格付け会社:ムーディーズが昨日発表したフランスの格付け見通しの見直し発言

これを受け
昨日から長期金利が上昇しているフランス ですが、とうとうドイツとの金利差(イールド・スプレッド)が100bpsを越えました

。このチャートは本日のフランスとドイツ10年債の推移を示しています。赤い太線は昨日終値。下のドイツ国債イールドは昨日の終値よりズドンとイールドが下落(価格上昇)しており、下落水準で小刻みに推移しているのがわかります。それに対してフランス国債イールドは、昨日終値をグンを上抜いて(価格下落)昨日の高値をさらに上抜きそのまま上昇しています。

現在、フランス10年債イールド3.13%に対し、ドイツは2.02%

その差1.11%

差が100bps(1%)以上に拡大することはほとんどなく、例外的に1992年に起こったことがあるようです。もちろん1999年ユーロ創設以来では、はじめての出来事
EFSFに代表される欧州安定化基金に於いて、保証引き受けNo.2であるフランスが格下げとなれば、今後のユーロ圏債務危機で金融支援を受けるギリシャなどに対する救済資金の不足が心配される

だけでなく、最悪の場合はユーロ崩壊

というシナリオも浮上してくるかもしれません。
10月23日に予定されているEUサミットまで何か具体策が出てくるのか?ショイブレ独財務相発言がまたまた撤回されるのか?一時も予断を許しません

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