今晩は!
本当はもうベッドに入り推理小説を読んでいる時間なのですが、週末のこちらでのテレビニュースの報道を見て気が付いたことを書いてから寝ます。
*EUサミットそもそも日曜日と水曜日の両サミットで解決すべき問題点は3つ
1)国債へアーカット率の拡大(民間負担の拡大)
2)EFSF規模拡大
3)欧州系銀行の資本増強



この3つのうち、3)銀行の資本増強の部分についてのみ、大きなガイドラインが提示されました。
残りの2つについては、水曜日に改めて協議するとなっています。
*サルコジ大統領とキャメロン首相とのケンカ日曜日のサミットは6時間に及ぶ協議が行われたようですが、この間両氏の意見の食い違いはどんどんエスカレート

し、最後にはサルコジ大統領がキャメロン首相に対し罵声

を浴びせたそうです。

私はサミット後に行われたキャメロン首相の記者会見をテレビで見たのですが、いつになく髪は乱れ顔が真っ赤になっていたのに気が付きました。ここのところ海外での仕事が重なっていたので、疲れが溜まってしまったのかな?と心配もしました。でもこういう事が舞台裏で起こっていたのですね...

そもそも2人の意見の食い違いは、サルコジ大統領が「これらの問題 (ヘアーカット率とEFSF規模拡大)はユーロ圏の問題だから、水曜日の協議はEU全体(27ヶ国)の協議ではなく、ユーロ圏(17ヶ国)での協議にしないか?」と言ったことから始まったとされています。それに対し、キャメロン首相やユーロ圏の外にいるスウェーデン代表は、そうやってユーロ圏だけで集まる機会ばかりが増えるとEUの2分化が進んでしまい、EUの本来の意味が変わってきてしまうこと + それに加え、どんどん深刻化するユーロ圏債務危機問題はもはやユーロ圏だけの問題でなくなっている点に懸念を表明したのが口争いの始まりだったようです。
セルコジ大統領にすれば、(
この記事の最後の部分に書きましたが) ユーロを使用していない部外者である英国のオズボーン財務相がG20会合に出席した際に「ユーロ圏に与えられた時間は6週間」と爆弾発言をした事に相当腹を立てていた

ようで、日曜日のキャメロン首相の言いがかり(?)で完全に切れた

ようです。
先週産まれたサルコジ大統領の赤ちゃんへのプレゼントとして、ピンクのブランケットを持って行ったキャメロン首相。サルコジ大統領はそのブランケットをちゃんと持って帰ったのかしら?
もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ

御願いします!
人気blogランキングへ
にほんブログ村
こんな嬉しい賞を頂きました。受賞に恥じないよう 頑張ろうと思います。応援 よろしく!
あともう一方ではユーロ圏17カ国とそれ以外10カ国の対立とも見えます。
どちらにしろ1000億ユーロでは足りないでしょw
IMFは2000億ユーロ、格付け会社は3000億ユーロの資本増強を提案しているのにw