ギリシャ政府に課せられた民営化プログラムが少しづつ動き出し始めたようです。
この週末のタイムス紙日曜版のビジネス一面に出ていた小さな記事ですが、カタール王室のSWFがギリシャ金鉱採掘会社への投資を決定したそうです。
*1,500~2,000人の雇用計画今月1日、パパンドレウ・ギリシャ首相とカタールのハマド首長はアテネで会談を持ち、ギリシャの金鉱採掘会社ゴールドフィールズ株を10%保有する事に決定しました。投資総額は約10億ドル規模となりそうです。
この合意により、採掘に必要な1,500~2,000人の雇用も約束された模様です。
今回の投資話しはギリシャ債務危機が悪化したことにより突然ふって湧いた話しではなく、既に5年前くらいからカタールのSWFはゴールドフィールズ社に投資計画を伝えていたそうですが、全く許可が降りなかったという経緯があるようです。そして今年7月になってやっとギリシャ環境庁がOKを出した模様。
このSWFは今年の夏にギリシャ・アルファ銀行がユーロ銀行を買収する際にも資本参加し、新銀行の17%の株主となりました。
オイルマネーで潤ったSWFは今回に金鉱採掘だけでなく、海底油田や再生可能エネルギーの開発、そして近い将来Hellenikon旧国際空港の買収も検討しているようです。
ちなみにこの人達は英国の最高級デパート:ハロッズのオーナーでもあることでも、知られています。
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