本日午後から予定されているユーロ圏財務相会合に先駆け、ファンロンパイEU大統領はトリシェECB総裁、ユンケル議長、レーン委員(経済・通貨担当)、バローゾ欧州委員長などと共に緊急会合を開く予定になっています。この会合はあと30分後に開催される様子なので、それからはニュースのヘッドラインなどが流れマーケットが右往左往する可能性もありますのでお気をつけ下さい。
ファンロンパイEU大統領は今回の会合に関して 「イタリアは議題に載らない。緊急会合というより、欧州全体の協調体制確保に向けての地ならしである」としているようですが、嘘付け!
*ギリシャ国債の一部デフォルトを容認する姿勢ギリシャのデフォルトを頑なに拒否する姿勢を貫いていた欧州中銀(ECB)ですが、既に先週の時点で「ユーロ加盟国のデフォルトに対して」の対処法 ’貴方ならどうする?’という質問も含めた書簡を一部の金融機関に送っていたことがドイツの新聞で暴露

されたようです。それによると5行以上の投資銀行などがアドバイスを受けたらしいということになってるようですね。
*ほころびが目立ち始めたイタリアイタリアに関しては水曜日のまね得さんのコラムで詳しく書きますが、本日のユーロ圏財務相会合だけでなくファンロンパイEU大統領が呼びかけた緊急会合の席でも (ギリシャ問題だけでなく)ユーロ圏第三番目に大きな経済規模を持つイタリア問題に関しても話し合われるのは必須。
ファンロンパイEU大統領は「イタリアについては協議しない」とか言ってますが、この緊急会合にはイタリア財務省のトップでありEU経済財政委員会のトップも兼ねるグリリ氏もわざわざ参加を呼びかけられたそうなので、目が離せません。
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