下の記事の続きです。
*ドイツが主張する「民間投資家の関与」度合い来週予定されているEUサミットに先駆けて、日曜日からユーロ圏財務相会合が開催されます。そこでも話し合われる筈ですが、現在市場で分かっている範囲でのドイツが主張する「民間投資家による関与」度合いですが、
既存のギリシャ国債の満期期間を7年間へ延長し、その間にギリシャに体力をつけさせる時間稼ぎ案
それに対し ECBやフランスは7年という期間延長を強制することには大反対

で、手持ちのギリシャ国債の満期が来たら民間投資家はその資金を新規のギリシャ国債の買い替えに使用するよう呼びかける

、しかし新規の買い替えに関してはあくまでも投資家達の自主的な行動に任せ強制はしない という内容
ECBやフランスが一番恐れている

のは、ここで国債期間延長などのリプロファイリングなどの強制手段を取った場合、それがアイルランドやポルトガルへと新たなドミノ倒し現象を起こし、欧州内の金融機関の体力を一気に奪ってしまう点、そして現在世界最低の格付けを課せられたギリシャ国債がデフォルトとみなされる為、そのデフォルトの波がアイルランドやポルトガルへと飛び火

するにはそう時間がかからない点、ギリシャ国債を大量に抱えているECBそのもののバランス・シートの劣化など 数え上げたらキリがありません。
*ギリシャ債務危機は世界の危機もはやギリシャ問題はユーロ圏/欧州の問題を通り越し、「世界の危機」

となってしまいました。
昨日私はテレビを見ていたのですが、CNBCでは米ホワイト・ハウスの報道官がギリシャ問題に関して言及していたのを目にしました。それからチャンネルを変えてBBCやスカイテレビのニュースを見たら、驚く事

に両方とも相当の時間を割いて「ギリシャ債務問題、デフォルトは避けられるのか?」というような内容の報道を経済専門家も交えてやっていたことです。BBCとスカイが両方あれだけの時間を割いて報道するという事は、既に何か私達一般人が知りえない「ヤバイ」ことが起こりつつあるのかな... と心配

してしまった私です。
メルケル/サルコジさん達の共同記者会見が待たれます。
もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ

御願いします!
人気blogランキングへ
にほんブログ村
こんな嬉しい賞を頂きました。受賞に恥じないよう 頑張ろうと思います。応援 よろしく!