昨日はトリシェECB総裁の後任となる伊ドラギ氏と会談、そして本日は仏サルコジ大統領

との会談と大忙しの独メルケル首相。この2人の会談には世界中の関心

が集まっています。共同記者会見はあと30分以内だそうです。
*別居中
のメルケル/サルコジ両人の間柄この2人を夫婦に例えるなら、この半年以上は「別居中」

の状態。この両人の性格が全く違うこともあるようで、以前は隔月に行われていた両国の政府高官同士の会合も現在は行われていない様子。巷の噂では、ドイツはフランスに何の相談もなく 1)日本のフクシマ原発事故を受けドイツ政府が2022年までに国内の全ての原発廃止を決定した 2)リビアに対する軍事介入に関し国連安保理決議を棄権した ことなどが両国の関係をますます遠ざけた

理由と言われています。
不仲説はギリシャ救済方法でも同じで、両国の意見は真っ二つに別れたまま

。ドイツはもうここまで来たらギリシャ救済への民間投資家の関与は避けられないと主張する一方、フランスやECBは投資家負担を強制すればデフォルト(債務不履行)を引き起こしかねないと反発。
この関係の難しいところは離婚出来ない点でしょうか
*嫌われ役のドイツそもそも1年前から騒いでいるギリシャから端を発したユーロ圏債務危機。救済に一番貢献しているドイツはユーロ圏の嫌われ者となっています

。 特にECBは、加盟国の財政政策の失策を最小限に食い止める為、PIGS各国の国債買い支えという屈辱的な役割を強制され、持って行き場のない怒り

を感じていることは周知の事実。
*四面楚歌になりかねないメルケル首相本日の独仏サミットで、万が一メルケル首相がギリシャ救済に対しサルコジさんやECBが主張する「民間投資家の関与は避ける」という案に譲歩した場合は、ドイツ国内での反発

を真っ向から受けるのは必須。
この本日の会合に先駆けて、ショイブレ財務相は他のユーロ圏財務相達を意見調節を今週火曜日から行っていたようですが、ドイツが主張する「民間投資家の関与」に関しては一部の加盟国がある程度その意見に合意してはいるものの、具体的な関与の度合いでは最終的な合意は得られず。
残りは別記事で。まずこれだけ更新しますね
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