今月末に1980年以来の最大規模

となる公務員によるストライキが昨日決定されました。75万人の公共部門労働者の参加が予想されるストライキは6月30日に実施予定、今から既にテレビや新聞では 「6月30日はあらゆるところでストの影響が出るだろう」と警告しています。休校になる学校もあるようなので共働きの家庭は頭が痛い

ところでしょう。
*各世帯の負担額 900ポンドこの表は英国で一番購読数の多いタブロイド紙:サンに載っていたものです。

これによるとPIGS債務危機による英国からの支出分はこれだけの数字となり、各世帯に直すと900ポンドの負担増

となっているようです。
しかし私が一番驚いた



のは、IMFに対する出資が2倍になることです。IMFはギリシャだ、ポルトガルだ、今度はアイルランドだと矢継ぎ早に支援金を出しているので、今までとは比べ物にならないほど多額の「原資」が必要となることは容易に想像がつきます。しかし2倍も必要になるのかよ!?

ユーロ圏債務危機が対岸の火

でなくなってきた事はアイルランドがコケタ時に肌で感じましたが、約1,000ポンドものお金を知らないうちに支払わされていた/支払わされる

とは、少し許しがたい気分です。
この記事は昨年書いたものですが、この時から既に英国人にとってギリシャ問題は対岸の火事ではない事は十分に理解していました。しかし欧州連合に対する出資金の増額に加え、今度はIMFへの増額です。
IMFと言えば、出資比率が高いのはアメリカ、日本の順ですね。日本の具体的な数字は分かりませんが、アメリカや日本から「冗談じゃないよ!」

という怒りの声は出てこないのでしょうか?
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