なんだかエライコッチャになってますね
毎日毎時間PIGS関連の新しい報道に振り回され

落ち着きません

。皆さんは既にご存知のニュースですが、自分の記録の為に書き残させて下さい。
*ギリシャ格下げ 
先週金曜日、私が仕事を終えサウナを浴びている時間に、格付け会社:フィッチがギリシャ長期債務格付けをB+へ3段階引き下げ、見通しはネガティブのまま

同時に「
リプロファイリング は債務不履行(デフォルト)とみなす

と発表。
*ノルウェー、ギリシャに対する支援拒否 
ノルウェーはEUに加盟しておりませんが、欧州経済境域(EEA)のメンバー。 私は全然知らなかったのですが、このEEAの協定の中に「中・南欧州の経済格差是正を目的とした支援制度」というものがあるそうです。
ここ最近のギリシャ債務問題、債務不履行の噂などを受け、ノルウェーは「EEAが定める支援義務をギリシャは果たしていないかもしれず、それでは支援規定違反する」と発表

ノルウェー/アイスランド/リヒテンシュタイン3ヶ国で合計4,200万ドル相当のギリシャ向け助成金支払いを差し止めました。
規定違反のひとつの例として、EEAからの支援を元にして行われるインフラ設備等のプロジェクトでは、それにかかる総経費の50%づつをEEAからの助成金と支援受理国政府で賄う規定になっているそうです。しかし最近のプロジェクトに関して果たしてギリシャ政府が規定どおり50%支払っているのかが不明となっているので、それをちゃんと文書で報告してくれるまで融資中止となった様子。
*EU/IMF調査団(別名:トロイカ調査団)によるギリシャ財政内容調査、一旦中断先週アテネ入りしたトロイカ調査団。この調査結果で 「ギリシャは頑張ってる!」

という結果が出次第、来月早々にもギリシャ支援第5弾 120億ユーロが支払われる予定になっていました。しかしトロイカ調査団はギリシャの財政健全化に必要な民営化の促進などが全く進行せず宙ぶらりんになっている状態受け、一旦調査を中断を決定。
今週末に改めてパパンドレウ首相と今後の調査継続に対し話し合いを持つ予定となっているようです。当然この調査が継続されない限り、ギリシャは第5弾 120億ユーロの支援金は受け取れません。
*パパンドレウ首相、欧州歴訪の旅パパンドレウ首相は
・月曜日にギリシャ下院で、ギリシャ民営化を含めた話し合いを行う予定
・火曜日は野党代表達との会合
・水曜日にはOECDとの協議の為、フランス入り。その後サルコジ

大統領と会談。
・翌木曜日には独メルケル首相と会談を持つ予定。メルケル首相はギリシャに対し 「ドイツが今後もギリシャに対し支援金を払うのであれば、ギリシャの国民はドイツ人と同じように労働日数を削り (=年間有給休暇の減少)年金受給年齢を遅らせるだけの覚悟を持って欲しい。」

と語っています。
・週後半(何曜日なのかわかりませんが)にはEU/IMFトロイカ調査団への報告をかねた話し合いの場を持つ予定
*ギリシャの世論調査この土曜日に行われたイ・カシメリニ紙による世論調査の結果ですが、調査に参加した80%のギリシャ人は、これ以上の緊縮財政政策を受け入れるつもりはない

と答えたようです。勝手にしろ
すみません、もっともっと書きたいのですが、今日は月曜日なのでこれから算数教室のお手伝いに出かけなければなりません。帰宅後 もっと書きます。
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