ロンドンで仲良くさせてもらってる日本人の方から、メイルが転送されてきました。それはその方の日本人の友人で、ニューヨークに住んでいる人からのものだそうです。そのメイルをここでご紹介します。

原発で働いているご家族からです。
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皆さん。
どうかお願いがあります。みなさんからの祈りをお願いします。
今、福島原発で、命がけで我われの国この日本を、日本国民を、あなたを、あなたの家族を救う為に、
懸命に仕事をしている人々がいます。どうか祈ってください。作業が成功することを。
自衛隊特殊化学防護隊の隊員たちは志願者です。しかも年齢は55歳から上で、もう子育ても終わったので、思い残すことはないと、志願者となったようです。その様な志願者が50名。
時事通信社の記事があります。
東電が全国の電力会社、協力企業に助けを求めました。志願者です。決死隊として原発の内部作業をする原発関係者のベテランを募ったのです。
中国電力の原発勤務40年というある男性が、この作業は自分達のようなベテランがやるべきだ。
自分は定年まであと一年あるし、子育ても終わったとして志願したそうです。
ご家族は静かに思いを語る自分の夫であり、子供たちの父親の決意に、何もいえなかったそうです。
その方の娘さんは、今までと違う父の物静かな顔を初めてみたそうです。
翌朝、いつも出勤するときのように、「じゃあいってくる」と言って玄関をでたそうです。
原発での作業中は、放射線による被曝があります。国が定める限界被爆単位100ミリシーベルト。
それが250ミリシーベルトになりました。何故なら彼らが望んだからです。100ミリシーベルトではすぐ時間が経ってしまい数分では作業ができないからです。
だから彼らは国に250ミリシーベルトにあげてくれと言いました。その為の自分達への被爆量は覚悟の上です。
そのおかげで、昨日、あと一歩で臨界点と言う所で臨界がとまったのです。
もし、臨界点に達していたら・・・。
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家族と恋人と仲間、友人とこの時間がなかったかもしれないのです。
半径300キロ生物の生存率は。限りなくゼロに近かったんです。今のこの時間は、彼らのおかげなのです。
お願いです。みなさん祈ってください。作業が成功するように祈ってください。みなさんの思いを送ってください。
今日放水作業が無事終わりました。明日の作業も成功するように・・・。隊員たちが無事であるように・・・。
どうか祈ってください。どうかお願いします。
そして、家族、友人、仲間、ひとりでも多く方々に知ってもらい、祈ってほしいので、伝えてください
世界人類は平和です。日本は平和です。あいしています。