混乱を極めるリビヤ、ここ英国ではBP(英国石油)を始め石油会社の社員がリビヤに多く滞在しています。それらの人達の救出にキャメロン政権が動き出したのが遅すぎることに対して国民の不満は日を追うごとに高まっています。本当に全員が無事にイギリスの地を踏める事を願ってやみません。
これは米フォックス・ニュースの報道ですが、リビヤ国内の反政府体制が勢力を拡大してきているようです。40年以上にも渡る独裁体制。昨日BBCのニュースを見ていたら、リビヤの反体制派のごく普通のオッサンがインタビューに答えていたのですが、日々の生活に於いて電話の盗聴などは当たり前だったそうです。長い人生で初めて「自由」を勝ち取れる瞬間がもう目の前まで来ていることに素直に感動していました。「自由」がない生活を体験したことがない私達には、そのオジサン達が辿ってきた毎日は想像もつきません。
*高騰する原油価格
今朝になって、いろいろな銀行が原油価格の見通しや世界の経済成長に与える影響に関するレポートを出し始めました。特に驚いたのは、野村のレポートです。もちろん私はそのレポートを読んでいませんが、英テレグラフ紙で紹介された記事を読んでみると 「リビヤ、アルジェリアからの原油供給が止まった場合、原油価格は現在の約2倍にあたる$220まで上昇する危険性がある」としています。
それ以外の銀行は
・独ドイツ銀行

原油価格が$120を越えた場合、世界経済への悪影響は避けられない
・米ゴールドマン

リビアが原油輸出を完全に停止した場合、OPECの生産余剰枠の半分くらいを使わなければならなくなる ⇒ そうした場合 原油供給不安は増大する ⇒ リビア以外の国が原油輸出停止をした場合、世界的な原油不足を招きかねない
・英バークレイズ銀行

OPECが早急に増産に動かない限り、原油価格が下落する可能性は非常に低い
私も明日くらいにはガソリンを入れに行かなければなりません。果たしてどのくらいガソリンの値段が上がっているのか、かんがえただけで気が重くなります

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